とんぼのめだまは
とんぼのめだまは 水色めだま
青いお空を見てたから 見てたから
我々のころはこの歌はなかった(とおもう)が、こどもが保育園で歌っていたためか知っている。
この歌は歌わなかったが、写真のギンヤンマはオニヤンマについで欲しい蜻蛉のひとつだった。歌の文句のように青い色をした目はどんな風景が見えているのだろうか。
理科の時間に虫は複眼で、身体にくらべてこの大きい目は小さい目がいっぱい集まっているといわれ、むしって顕微鏡の下に入れたり、ヤンマの尻尾を糸で縛りおとりに使うなど今思うと残酷なことをしたが、トンボは子どもの友でありいい玩具でもあった。
今日久し振りにギンヤンマの産卵を見て「はて、こんなに早かったのだろうか、、、、」と思ったが、子供の頃こんな状態をみたらただでは放っておかなかったことだろう。
悠然と、巨体をひるがえし家の間の路地を行き来し、子どもに歓声を上げさせていたオニヤンマ。ひとつところを縄張りにしてグルグルと外敵を追っ払っていたギンヤンマは、塩辛トンボや赤とんぼとは一段格上のトンボという印象があり、夏休みになるといくつ取ったかが自慢の種。
そして、これらのトンボがいなくなって赤トンボが出始めると夏休みが済み秋風が吹き出すという仕組みであった。
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今日から「歯の衛生週間」だという。子供の頃、「6月4日は虫歯の日」と憶えていたが、調べてみたら虫歯の日といったのは昭和3年から13年までで、一度途絶えて昭和33年にいまの名前になって復活したそうだ。そうなると私が学校にいた時期は何にもなかった時期に当たるのだが、記憶ではあったような気がする不思議なもんだねぇ~。
虫歯の語呂合わせから、この日になったのだそうだが、やっと先年まで虫歯もなく、ビール瓶の蓋など口で開けられたものだったが、急激にガタが来た。
いわゆる、歯周病である。歯茎がはれ、熱を持って何度かはうがい薬で直していたが、歯医者に行ったら「奥歯の歯ぐきが駄目になり浮いている。そのうえ歯の根元が化膿してしまったから」と言って抜かれたのが皮切りに、何本か抜かれると、歯の間隔が広がりスキッ歯になり、爪楊枝が必需品になってしまった。
若いときは、そんなことも知らずに「食後に人前で歯をほじくったり、入れ歯を口のなかでもぐもぐさせたりして、、、」と嫌ったものだが、今ではそっくりそれのお返しを言われそうな身になっている。
サメなどは入れ替わり立ち代わり歯が奥から出てくるそうだし、象は6回も生え変わると聞くと羨ましい限りであるが、人の永久歯は二度と生えない。歯茎の炎症は今後も出てきてその度に抜かれていくと、80歳に20本の歯を残そうと言うのも自信がなくなり、先日も「先生、寿命が先か、総入れ歯が先か分からなくなってしまったよ」なんて言わなくても良いことを言うようになってしまった。
今日のトンボ。いずれも糸トンボ。左、クロイトトンボ、右、アオイトトンボと思うがはっきりしたことは分からない、なにせ、糸トンボをトンボとして認識したことは最近までなかったので。
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