くちばしの黄色いほうが
「くちばしも黄色いくせに一人前の口を叩いて」と言われたのは遠い昔のこと。またそれより前は「まだ尻も青いくせに」と幼いことをからかわれたこともある。
くちばしが黄色かったことはないが、尻の青いのは蒙古系民族の特徴なので、からかった人もその昔は同じだったはずである。
今日電線に止まっているツバメ三羽、文字通りくちばしの付根両側を黄色くしてとまっていた。
昨日今日の巣立ちだろうか、すぐ下に立っている人のことを少しも恐れるようなふりもなく、毛づくろいに余念がないようだ。
親は、どこかへ虫取りに出かけているようで騒ぎ立てることもなく落ち着いてすまし顔だが、親のほうではよくここに子どもを置いてきたと分かるものだと感心する。
しばらく、歩いてから振り返ってみたがその回り目の届く所に親ツバメの姿を見ることが出来なかった。
今日も熊本の病院の「こうのとりのゆりかご」に赤ちゃんが預けられたそうだ。手紙も添えられていたようだから、よんどころのない事情があってのことと思う。
子どもをこういう施設に預けるについて、いろんな非難をする人もいるが私は、幼児を虐待し怪我をさせたり、死に至らしめるような報道を見るより余程ましなことだと思うがどうなのだろう。
そう言いながら、くちばしの黄色いツバメを見たあと、尻が青いであろう赤ん坊のこんな報道を見るとなんだか複雑な気持ちになってくる。
野生の動物はそのほとんどが、子別れを機に後は何処の誰とも知れぬ仲になり、親孝行などもとより期待していないのだから無償の愛を施している。
そうなると、くちばしが黄色いほうが理屈抜きの愛情を受けられると言って良いのではないだろうか。
今日の花。左、タケニグサ、竹煮草と書く。子供の頃、いぼを取ったり水虫に効くと聞いたが縁のない草であった、それよりも、折った所から黄色い液が出てくるのが気持ち悪かった。 右、クサノオウ、それこそ何処にでもある雑草であろう。漢字に直すといろいろ書き方があるようで、草の王とも草の黄とも瘡の王とも書くとある。その訳は茎を折ると黄色い液を出し、塗ると瘡を直すが口に入ると死に到るほど毒性が強いことにもあるということから名付けられたようでどれが本当の名前か分からないと言う。
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コメント
もとびさま
お金を使うつもりがお金に使われ、命までとられることがある。
おとろしいことですな~
投稿: オラケタル | 2007年6月17日 (日) 21時14分
金銭的な事情や、生活環境などいろいろな事がかさなっての事だと思います。私も、虐待するよりもいい判断だと思いますが、預けた人も頑張って迎えにいってやって欲しいと願います。
動物にはいろんなしがらみが少ない分、子育てもしやすいのかもしれませんね。お金かからないし(笑)
投稿: もとぴ | 2007年6月17日 (日) 20時16分