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2007年7月 4日 (水)

「う」の一文字で

Img_0171_1 麻機沼の一角に10mかける5mくらいの水面を一匹のコシアキトンボが飛んでいる。

胸の下、胴というのか尻尾と言うのか分からないが、一部分真っ白に色抜けした部分を持つトンボである。

これがこの水面を守り、他のコシアキトンボが入ってこないかを見張っている。そばに立ってしばらく見ていたが、どこかにとまって休むと言うことがない。

おかげで、写真にしようとしたが飛び回るトンボに付いていけず、上の写真が精一杯であった。

どんな生物でも空を飛ぶと言うことは、エネルギーの消耗が激しいものだと聞いたことがあるが、これだけのエネルギーは何処から得ているのかと思うと同時に、これが本当の「一所懸命」だと思った。

一生懸命。もともとは中世の武士たちが、律令制の貴族たちの搾取を逃れて自分の開墾した土地を守るため、命を懸けて守ったところから「一所懸命」といったと言われている。

しかし、江戸時代になって、どこかで真ん中に「う」の一文字が入り、それを漢字に直したのが「一生懸命」であり、「主人や愛する人を一生命懸けて守ります」という場合はこれでもいいのではないかと言う人もあり、最近では辞書にものるようになったが、意味は随分違ってしまった。

しかし、いまでは結婚式の誓いの言葉などで、「命を懸けて守る」と言ったって、、、であり。土地の強制収用などがあってもそれに命を懸ける人は少なくなったので、いずれ別な言葉が出てくることだろう。

それと同様に、新聞記事などを見ると「決死の救出、、、」なんて見出しがあるが、「決死」なんて言葉も前の大戦の特攻隊を最後に無くして貰いたかった。と思うのは私だけだろうか。

どんな救助作業にも、二時災害は防がなければならない。救助に向かった人が文字通り「必死」や「決死」では、あまりにも気の毒だし、実際、悪天候などの場合は捜索を中止しているのだから、何時までもこんな言葉を使うのはどうにかならないのかと思っている。

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今日の花。左、藪茗荷、本家食べるほうの茗荷は生姜科で藪茗荷とは関係ありません。と言われてもね~。右、樹液の出るところを取られたカナブン。いのち懸けて争うかと思ったが、、、無駄なことはしない。

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