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2007年7月26日 (木)

来てもらいたくない?須津川

Img_0028 富士市の須津川(スドガワ)渓谷へ下見に行ってきた。

須津川は富士市の東側にあり、水と紅葉のきれいな川として知られているが、もうひとつには、袴腰岳を経由して愛鷹山に登れる道があると聞いていたのであわよくばという考えもあって出かけてみた。

あさ、静岡では靄のような雲を通して鈍い光の太陽が出ていたが、由比の辺では厚い雲の中に入ってしまった。麓の須津中学の脇を通って4kmほどの所に大棚の滝があり、そこの駐車場から先は落石の恐れがあるとかで通行止めになっていた。

そして、ここの上空に巨大なコンクリート製のアーチ橋が威圧的にかかっていてなんだか異様な感じがした。

道路際から、大棚の滝が木の間越しに見下ろせるが、水量が多く21mという落差より大きく見せていた。

ここを通り越すと、すぐにキャンプ場があるが人っ子一人いない。夏休みに入ったものの天候が悪くて利用されていないのではなく、利用させる気がないように感じた。理由としては何処が落石の恐れがある場所かわからなかったうえ、対策工事をしている気配もないこと、「熊が出る」という警告板などから人に入ってもらいたくないと言う雰囲気がありありだった。

そのほかにも、大棚の滝降り口には愛鷹山に登る道と書いてあるのに、以後の道には標識が一切なく、天気のせいもあるがじめじめとした暗い道を2kmほどのぼった最奥の登り口には「ルートは荒れてハイキング向けではありません」という看板が立っている。(もっと手前で注意書きを出せないのか)

山の上部は霧につつまれているし、藪漕ぎまでして知らない道を登る気もしないのでそこから引き返し、キャンプ場近くから、車止めのある道を登り、上りきってしばらくしてから、植林帯に「滝へ降りる道」という標識を見て降ることにした。

Img_0021 10分も降ると、駐車場で仰ぎ見た橋の上に着いた。この橋平成15年に完成したと書いてあるがその後何もしていないらしく、左岸側はまだ舗装がされていない。(写真、自動車が走った形跡のない林道用の橋)

松岡前農水大臣が絡んだ、例の緑資源公団の無駄遣い道路なのだろうか、とするとモッタイナイ道路であり、これを見せたくなくて整備してないのだろうかと勘ぐってしまう。

いまの所、ここからは大棚の滝を見る見物台にしか使用されていない感じだった。その後、鉄製の階段を下って滝つぼ近くまで降り、つり橋を渡って駐車場に引き返した。

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今日の花。左、ハグロソウ、羽黒と書くのか歯黒と書くのか分からないが、上下二枚の花びらは面白い、半日影の森に咲く。右、玉紫陽花(タマアジサイ)名前の通り、花が開く前は固く包につつまれている所から付けられたが、その色の美しさは数ある紫陽花の中でもトップである。

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コメント

ききさま
須津川にはこのとき以来三年半行っていませんので、また変わっているかもしれません。
しかし、ちかさんのコメントにもあるように川周辺の工事がなんとも中途半端なものばかり、、、、
再度検証がてら見に行く価値があるようですね。

いま何処に住んでいるのでしょうか。
私も、仕事で南米アンデスに行っていたときは、裸の岩山ばかりを見て、日本の自然はそれこそ世界一と認識させられたのを覚えています。
またお寄りください。待っています。

投稿: オラケタル | 2010年11月25日 (木) 22時27分

16年程前日本に里帰りした時に大棚の滝に行きました。
姉から聞きましたけどあれからキャンプ場まで出来たんですね。。
遠く離れた故郷がこんなにきれいだと外国に住んでみて感じています。
来年の夏日本に戻ったらまた行ってみたいと思います。

投稿: きき | 2010年11月25日 (木) 10時19分

ナベショー様

5年前、愛鷹林道から登った時はあまり簡単に登れて味気なかったのですが、須津川の方からは最近登る人もいないようです。
ちかさんのいうように、富士市の整備を待つしかないでしょう。

投稿: オラケタル | 2007年7月27日 (金) 23時01分

すぐお隣の越前岳は、よく整備されて登山者も多く、私も幾度か登りました。
でも、愛鷹山は手つかずの玄人向きだそうですね。
ハグロソウ、、綺麗ですね。

投稿: ナベショー | 2007年7月27日 (金) 11時15分

ちかさん

そんな事情がありましたか、水のきれいな川、途中で何本も見かけた地元の子どもたちの立て札から愛されている場所とは思いましたが、整備不良と言いますか暗っぽい感じがぬぐえません。
紅葉のころ、もう一度行って見ようと思っています。

投稿: オラケタル | 2007年7月27日 (金) 07時04分

お久しぶりです。
須津川のすぐそばにすんでいます。子供の頃から、身近な遊び場でした。
昔とは変わらないのは大棚の滝の水音くらいでしょうか。
何年か前から道路の整備が始まり、キャンプ施設も形になったところで、台風によるがけ崩れが起きたんです。
度重なる土砂による道路封鎖で、総合的な開発、設備の保全が長く止まったままですよね。
私が、キャンプした15年ほど前は、県外ナンバーも見かけたほどでした。

あの大きな橋の存在は地元でもあまり知られていません。開通式をやったと噂では聞きますが、意味のない橋の存在に地元でも全く盛り上がりませんでしたよ。困ったものですね。
今、道路の拡張やら、砂防に力を入れてるようなので、落ち着いたら、キャンプ場や、ハイキングコースの整備に着手してくれるって期待しています。

投稿: ちか | 2007年7月26日 (木) 23時46分

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