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2007年7月29日 (日)

稲妻が実らす

Img_0109 暑い日差しで舗装道路が焼けていたのだろう、午後の散歩の帰り降り出した雨で焼け石の匂いがあたり一面に立ち込めた。

夕立というほどの降り方ではなかったが、この雨で気温が一気に下がり、稲の頭をなでるように吹き出した風が気持ちよかった。

以前、仕事の都合で標高800mほどの所にある社宅に住んでいたことがある。

飛騨高原の山並みがうねうねと続くその先、空と黒い影絵のような山の稜線との間がピカピカッと音も無く光る。

何10km、いやもっと先かも知れない所で稲妻が光っているのだが、光だけで音は届かない。

年寄りの話では「稲が穂を出す時、稲光を浴びて交わることで実るのだから、音のしない稲光というものがあるんだ」と聞いたことがある。

高冷地の飛騨は、秋の来るのが早いので、四月、雪が消えるのを待ちかねて田んぼの仕事に入るため、稲が穂を出すのも早かった。今頃の稲光だったのかなあ~と夕方鳴りはじめた雷を聞きながら思った。

米は天と地の交接によって実るという、いかにも米を大事にしてきた民族らしい話であるが、そのころは米あまりの時代が来るなんて想像もしていなかったに違いない。

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さて、今日の参院選の投票ほど迷ったことはなかった。静岡は定員2名なので与党と民主党でほぼ決まり、残りの共産党、無所属2名が追っかけるような情勢だと報じていた。せめて、3人が団子状だったらもっと迷ったことと思う。問題は全国区だったが伸びてもらいたい政党より死票でも考え方の近い党にした。

この時間の開票結果(予測を含めて)は与党に厳しい雷が落ちているようだが、当然のような気もする。ただ、これだけの結果になっても責任をとることがないとすると、美しい国は無責任体制をいうことになると思うが、その辺をどうこじつけするか見ものである。

一方で、「勝って兜の緒を締めよ」ということわざがあるように、ニヤついていては次の選挙でしっぺ返しが来るのは目に見えている。

憲法、税金、不公平などにどうする、どうする。国民の目は厳しいぜ。

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今日の蝶。左、姫赤立羽(ヒメアカタテハ)彩りにメリハリをつけたきれいな蝶。結構気が強いらしく通りかかりの揚羽蝶を追いかけていた。右、大和シジミ、もっともポピュラーなシジミ蝶のひとつ。

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