チャボだのキツネだのと 竜爪山
久し振りに登った竜爪山は気温22度と気持ちのよい朝を迎えていた。
穂積神社側から登ったのは一年以上前だったような気がする。こちら側からの登り道は一部で鉄製階段が付けられているため、なんだか停まったエスカレーターを登っていくようで面白くない。
きょうの目的はチャボホトトギス。キツネノカミソリは多分遅いだろうけど、小さなチャボの方は多分咲き始めている時期だろうと見当を付けて行った。
この花「山ホトトギス」というのもあって区別が難しい。下で逢ったおっさんに「ヤマホトトギス」と修正されたが花びらの折れ目に班が入っているかいないかで判断するそうで、私としては、山路のホトトギスのほうが名前に情緒があるようで好きなので、おっさんに逆らって「山路のホトトギス」にした。(間違っていても責任は取らない)
途中、名前の知らない花を写したりして、峠(乗越し?)に着くとキツネノカミソリはどうも終わったようでいい花が見つからない。この調子ならとばかり薬師岳をを過ぎて矮鶏ホトトギスの咲いているところに行くと丁度よい時期に当たったらしく、あちこちの木陰などに黄色い花を地面から茎も立てずに咲いていた。
この花一日花なのでよほど大きな群落でないとすぐに終わってしまうので、タイミングが難しい。
さて、帰りにキツネノカミソリの群落しているところに行くつもりだったが、蔓人参の花を見ているうちについ下山してしまい、途中まで下ってから思い出したものの「ええい、来年があるさ」と降って来てしまった。(写真左)
それにしても、今日はホトトギスだのチャボだのキツネだのと動物の名がついた花が沢山出てきたもんだ。
午後から天気も崩れそうだというので、朝早く登ったため下ってきたのは十一時過ぎ、テレビを見ると飛行機の火災の映像が映していた。幸い全員無事ということであったが、飛行機もお国柄というか怖い国もあるようで、、、、、、
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今日の花。左、水玉草 右、釣船草何れも穂積神社境内にて
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