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2007年8月 6日 (月)

閑散としていた松原湖

Img_0007 八月六日から今日まで五日間かけて約千km車を走らせてきた。閑人なので渋滞を避け、四月に植えたじゃがいも掘りと墓参りを兼ねた旅である。

まず、六日は長野立科町で弟と落ち合うため向かっていたが、少し時間があったのと食事のため長野県の県境、野辺山を下ったところにある小海町の松原湖によってみることにした。

普段は、此処と奥村土牛の案内板を横目で見て通るだけなのでどっちによろうかなと思ったが、今回は景色を見ながら食事をということで、左側の斜面を10分ほど登り標高1,100m少しから上の猪名湖に到着した。

Img_0025_2 松原湖は、この一帯に沢山ある火口湖の総称だと言うことを初めて知った。そして、猪名湖はその中で一番大きいそうだ。

一寸見にはため池にしか見えないその湖は一周が2kmほどとか、ひと気の無い食堂で食事をした後、グルッと回ってみた。

写真の鐘は「野ざらしの鐘」というそうで、武田信玄信濃に振興した際の戦利品で屋根を作ると災害があるとかで野ざらしにしていると書いてあったが、野ざらしのわりには錆も腐食も引きずった傷もないように見え、伝説だけのものかとも見えた。

Img_0042 また、冬場は水面に氷がはり、結氷した氷上でのワカサギ釣りやさらに上のスキーが出来る時期がシーズンとかで、何隻かのへらぶななど淡水魚を釣る船と、スワン型ボートが少し出ているだけでボート屋はヒマそうにしていた。

冬になると張った氷も割れたりすることもあることから、諏訪湖同様に上下諏方神社をはじめ沢山の小さな社と民宿の脇を通って一周した。

時期が悪いのか評判ほど花もなく適当な腹ごなしをして、今夜の宿東御市の明神館に向かった。

今日の花。左、岳芹でも独活でもなかった良く分からないが見事だったので一枚。右、ソバナ、ツリガネニンジンとよく似ているが花が対生していない。

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コメント

慶さん

あれまぁです。こちらを回って飯田ではかなりな大回りでしたね。昔の道ではさぞかし疲れたことと思います。
しかし、想いではお金じゃ買えませんから、、、

私もすぐそばを通るわりには、立ち寄ったことがありませんでした。同じ八ヶ岳山麓なのに、、けど、静けさを楽しむ人には賑やかにならないほうがいいんでしょうね。

投稿: オラケタル | 2007年8月12日 (日) 07時24分

松原湖!懐かしい名前です。昔は飯田に帰郷するのに一般道を行ったので、松原湖まで足を伸ばして、休んだ思い出の場所です。昔から閑散としていたように思います。清里や八ヶ岳方面の賑わいから外れてしまっていて、寂しい場所だったように思います。父親は山道を運転するのが好きだったので、とんでもない道も走りましたが、穴場というか人があまり尋ねないところにも連れて行ってくれました。

投稿: | 2007年8月11日 (土) 23時12分

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