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2007年9月19日 (水)

マネキンはつらい

Img_0113 そのむかし、デパートでネクタイを締め三つ揃いのスーツを隆として着こなしてていた当時は、人が寄ってきて「いい顔をしていますね」とか「いい生地の服ですな」とか言われていたが、ひとたび流行が過ぎ去れば、時代遅れの顔となり今では田んぼで雀を追っている。

たまに、道路を通る人の方へ振り返ると、「夜 見ると気持ち悪いからこっちに向けないで、、」と苦情が出る。チヤホヤされたあの時はなんだったのか。

マネキンはつらい、出来ればこのまま稲とともに倒れ伏して一生を終えたいと願っているのだが、、、、

瀬名の郷倉

Img_0101 今日は、用事があって出かけたついでに旧静岡市の東外れにある瀬名の”郷倉”に立ち寄ってみた。

”郷倉”とは、江戸時代飢饉に備えて備蓄米などを納めておいた倉で、幕府は全国に作らせたが今ではごく僅かしか残っていないので、文化財に指定されているようだ。

瀬名の郷倉は、壁を漆喰で塗り固めた立派なものであり、全国同じ規模で作らせたものだろうが、多分飢饉の経験がなかったであろう静岡では、どこか余裕を感じさせる建物に見えた。

かわって、実際に飢饉で餓死者を沢山出した天領 飛騨でも、郷倉を作らせたようだが、実際には評判が悪く怨嗟の的になったことが「山の民」などに出てくる。

理由としては、ただでさえ米の収穫が少なく年貢を厳しいものと思っている百姓に、更なる上乗せを迫ったことにある。幕府としては、その前の飢饉の時を教訓にしてその災害を減らそうとしたのだが、現地の事情を知らないお役人が、机上の空論で全国同じ物を作らせたところにある。

こういうことに関して政治とはいまでも同じことが行なわれている。先日も自民党の総裁選で、自民党候補が惨敗し一人もいない四国を訪れていたが、何故そうなったかの反省は聞かれなかった。

今日の花。銀杏も熟れ、アケビも口開きだして秋本番をむかえる。

Img_0029  P1010021

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