カーキー色は
早くも柿が色づいてき始めた。「柿が赤くなると医者が青くなる」というのは昔のことわざ。
日本には、その土地土地に特有の名前を持った柿があり、甘柿から渋柿までそれこそ、何千種類という柿があるのか分からないそうだ。そして、写真の柿の名も知らない。
ついこの間まで、国防色と言われたカーキー色は、柿が語源だと聞いてその通り思っていた。ところが先日カーキー色のズボン(最近ではパンツ/と尻上がりいうそうだが)といって、どう見ても深緑色のものがぶら下がっていたので帰って調べてみると、もともとは、インドの土の色だと書いてあった。
この色が、軍服に使用されたのは、土に紛れて見えにくくするとか、血の色を目立たなくするとかに意味があったようだが、ジャングルの多いベトナムなどの経験から最近の軍服は、迷彩色とか言って深緑色も混じったなんとも不細工な色になってしまった。
そのせいで、こんな色までカーキー色というようになったのだろうか。
私の家にも、父親が中国から持ち帰った冬用の軍服があり、かなり遅くまで使用していたのを憶えているが、深緑をカーキー色というのはどう目が狂っても承認できない。
,
今日の花。エノコログサ、犬の尻尾を表す草だが、別名を猫じゃらしという。成長力が強くチョッと目を離したすきに畑中をぼうぼうにしてしまう。植えた花もその中にうずもれて、、、
| 固定リンク
« 蝶よ花よと | トップページ | マネキンはつらい »
コメント