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2007年10月24日 (水)

猿蟹合戦の蟹

Img_0077 小春日和というのにはまだ早いが、上空を覆った高気圧にせいで乾燥した青空が広がり、心地よい一日だった。

午前は後片付けと、ペンキ塗り。午後になって麻機の山に上がりアケビ採りに興じた。

アケビは、丁度熟れごろであり、沢山口を開いているのだが藪をこきわけるのも苦痛なら、木に登るのも体重の重さと腕力の減退で億劫というより出来なくなり、手の届く範囲で大半を見逃して帰ってきた。

あたかも、猿蟹合戦の蟹のような気分だった、それでも写真のように籠半分くらい収穫。

あまり食べる人もいない昨今、これぐらいで充分なのだが、すぐ目の上に見事なものが下がっているのを見捨ててくると言うのは、モッタイナイ感じがして仕様がない。

食の偽装.

今日、ミートホープの社長が逮捕された。事件が発覚してから4ヶ月と言うが次から次えとにたような事件が起こり、なんだかもっと古い話しのような気がする。今年はこれで食品関係の偽装が「白い恋人」「赤福」「比内地鶏」など大きいもので四件あったことになり、中国のことをあまり言っていられ無いような状況になってきた。

いずれも、内部告発が元になっての発覚なのだが、経営するものにとって従業員にも納得(労務管理を含めて)させるものを作っていかなければ、いつ告発されるかわからない。

昔のように、会社に対する帰属意識が強烈だったころとは違い、事業主が合理化などで経営方針がドライになった昨今、従業員の気持ちも変わって来ている。

儲けにだけこだわった商売をすれば、この種の事件は後を絶たないようになる。

一方で、まだ食べられる物を捨てるというのはもったいないことである。餓えた時代を経験したものとしては分かる。この辺になにか解決策はないものだろうか。食料自給率が40%を切る国として、贅沢なことは言っていられない筈なのだが、、、、、

今日は”降霜”

長野ではもう霜が降りて、立科町では一昨日の朝トラック前面が真っ白になっていたという。しかし、ここ静岡ではまだ最低気温が10度を切った様子もなく霜はおろか紅葉の話もまだ聞かないので、紅葉見物を兼ねた山行きはまだ先のこと、、、、、

同じ降霜でも、霜降りの牛肉は日本独特のものだった。脂の入り具合によって、舌先でとろけるような味がする。外国で食べた肉の硬さ、脂身もなく口の中でいつまでも噛んでいた後に食べるとこの世のものとは思えないほど美味しい。しかし、これほど美味しくするにはそれ以上のモッタイナイを付け加えねばならないのだ。

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今日の花。左、蕎麦の花、成長の早やい蕎麦は2ヶ月で三面体の黒い実を付け、新蕎麦となる。右、沢胡桃(サワグルミ)黒くなって自然に落ちても誰も拾わない。まだ青いうちに叩き落して土に埋けたのはいつの頃だったか。

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