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2007年11月20日 (火)

青空が後めたい

Img_0052 今の時期、静岡らしい景色といえばみかんに富士山であろう。

その典型のような風景が見られるときは、西のほうに高気圧が張り出してくる西高東低といわれる冬型の季節風が吹く日とも重なる。

日本海で、吸い上げられた水蒸気が北アルプスなどに大量の雪を降らせた後南アルプスで勢いを失い、なよなよとした風になり、さらに安倍川周りの尾根を過ぎたころには小春日和の天気になっている。

つまり、日本海沿岸が荒れ山沿いの地方に雪が降るほど、、、、長野付近で空っ風が吹くほど、、、、良い天気が続くのだと思えば、ふるさと飛騨に対してなんだか申し訳ないというか後めたい感じは前からあった。

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Img_0038 この富士山のみえる麻機山の農道沿いに、臭木(クサギ)の実が鳥に食べてもらおうと中身をさらけ出して待っている.

その様はまるでテルテル坊主を逆さにしたような格好、いや、追羽根の羽といったほうが良いのかもしれない。人形と見る向きには目鼻立ちが無い飛騨の”さるぼぼ”などに見られる古い型の人形かともとれ、なんとなく懐かしい風情がある。

食べてみた事がないので分からないが、鳥にとってどんな味なのだろうか、その数が一向にへらないところをみるとあまり美味くないかも知れない。

「秋の渇きは人につく」ということわざがある。夏ばての身体が回復し食欲が増進するいまごろをいうそうだが、秋は、耐乏の冬を控えて充分に栄養をつけておかななくてはならない時季なので、かくいう私もなんでもたべてみたい。そして、人ばかりでなく全ての動物に”喉の渇きに水が一番”とあるように”秋のかわき”があるとおもう。

たべられる側の植物にとっては柔らかい葉を食べられるなど、生命にかかわる春はいろいろと防衛策を講じる。葉に毒を持ったり、棘をつけたり、臭木のように嫌な臭いをさせたりしている。しかし、花の時季は良い匂いで虫を誘い、子孫すなわち種を方々に肥料とともに拡散することが必要な時は、果物に甘さや栄養分をを注いで食欲を刺激する。

となると、植物のほうは「かわきを癒すはわれにあり」と店を広げて客を呼び込む。      ミシュランの星をみせびらかして、、、

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今日の花。左、枇杷、 右、野紺菊の園芸種。

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コメント

ナベショー様

クサギの若葉は食べられるのですか?。子供の頃クサギ、ドクダミは何時までもあの嫌な臭いが取れ無いので、あると避けて通ったものです。

ナベショーさんはあまり苦にしていないようですね。また来春の報告を楽しみにしています。

投稿: オラケタル | 2007年11月21日 (水) 06時30分

クサギの若葉は天婦羅や茹でて和え物にすると美味しいそうです。
あのねっとりした臭い香り、、、確かに天婦羅にすると美味しそうに思うけど、、、、
まだ食したことが無いので、来春は食べてみたい。

投稿: ナベショー | 2007年11月20日 (火) 21時49分

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