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2007年11月17日 (土)

精気を吸って酔う

Img_0091 初冬のあまり強くない陽の光が酔芙蓉の花を透き通している。花びらの脈、額の脈を浮き上がらせて、、、、

時季としては、もう遅いのだが、それでも太陽の精気に酔って赤く色づいていくにちがいない。

Img_0086 そばの小菊には、これまた冬を控えて蜜を溜め込もうとするかのように黄立羽蝶(キタテハチョウ)が群れ、人の危険より栄養とばかりしがみ付いている。

うららかな 

     小春日和

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先日の新聞に、熊本市の”こうのとりのゆりかご”(通俗名赤ちゃんポスト。この言い方好きではない)にこの半年で8人の乳幼児が預けられたと報じられ、その人数が多いとかどうとかと議論されていた。

いまから、百年位前までは法律もずいぶんと大雑把な所があったらしく、私の母親の家の長女は、拾い子だったそうだ。母親の家は、その集落でも新参者でわずかばかりの土地を耕して、賃仕事で生活をしている貧乏人だったのでどうしてそんな子どもを育てる気になったのか、ついに事情を聞くことも無いままに知っている人は他界してしまった。

拾い子の後に子どもが3人出来ていることを考えれば、祖母のまだ若いころにした行為だが、分け隔てなく育てと見えて母親らは少し年の離れた長女として尊敬し頼っていた。

父親にも、そんな小父さんがいたとか聞くと、明治のころまで捨て子や貰い子はざらにあったのではないだろうか。という気がする。もちろん、現代と違って人手が欲しいという面もあったに違いないが、おさな子では人手になるまでには時間がかかりすぎる。

母親が子どもを手放すと言うのは、男以上につらいものがあると良く聞く。そのうえで見ず知らずの他人に託すのはどんなにつらいことだろうか。

最近、妊婦のたらい回しが問題になっている。妊娠は病気ではないので検診などで保険が利かないそうで、後で戻ってくると言っても当座のお金がない人が検診に行かないためかかりつけの医者が無くとっさの場合に断られることが原因とか、、、

裕福な人は、子どもが親に捨てられたことがトラウマになる、というがそれは育てられ方によるのではないかと思う。戦後アメリカに貰われていった数多くの養子たちはみんなそうなったのか?それより、育児能力の無い親に苛められたり阻害されたり、殺されるよりはずっといいと思うのだが。

いまの日本は子どもが少なくなって、小子化担当大臣まで作って法律を作っているが、このような場合にはなんの力にもならないとか、あの人たちは大臣という名目だけで満足しているわけでもないと思いたいのだが、、、、、、、

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私は一児の父です。もうすぐ二児の父になります。 ですがゲームが趣味で大好きです。 しかし、育児を最優先しているのでゲームは我慢しています。 はっきり言ってゲームはやりたいです。でも、子供の笑顔を見ると「ゲームよりこちの方がいいや!」と思えるのです。 ...... [続きを読む]

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