ヒッチコックの「鳥」を
時おり小雨がぱらつく夜が明けた。天気予報を見ても一日こんな天気が続くというので、念のため折りたたみの傘を持って日課の散歩に出かけた。
地面はしっとり濡れ、靴も濡れるが栴檀草のひっつき虫も嫌なので、成るべく舗装された道を選んでいると、頭上の電線にカラスが群れていた。下で大きくかしわ手を打つと一時は飛び立つもののすぐに帰ってくる。
おもわずヒッチコックの「鳥」という映画を思い出した。鷲などの猛禽類でなく、カモメやカラス、そして雀など身近にいる鳥が集団になって人を襲う映画だった。
どんな仕掛けであの鳥たちを動かしたか知らないが、帰って調べると1,963年制作と意外に古い作品だったので、今はやりのCGではなく、せいぜいが合成写真だったのだろうが、すごい迫力があったものだ。
上の写真は、その先で見たムクドリを写したものだが、この映画を見ていない人は、五線譜にお玉杓子が並んでいて、「どんな曲なのかな?」と想像しても、この鳥が一斉に襲ってくるとは思わないだろう。
安倍城址で遭難
報道によると安倍城址に登っていた人が、遭難し、今朝ほど遺体で見つかったと言う。上り口の洞慶院からあまり高くない位置で転落が原因らしいと書いてあったが、何処にそんな場所があったのか見当がつかない。
娘らからも「一人歩きはいい加減にして」と言われるが、生来我儘な性格から単独行が一番気に入っている。しかし、このようなことにならないよう用心深い山登り、すぐに逃げ帰ってくる山登りを心がけたいと思っている。
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今日の花。昨夜来の雨に打たれていたアサガオとツワブキ。最近気になっているのだが、アサガオはこんなに遅くまで咲くものだったのだろうか。まだ葉も元気だし花も結構大輪だ。野に咲く花と一緒なのだから人の保護も無いはず、、、品種が違うのかな?これじゃ夏見ても”涼しげな花”とは思わなくなるね。
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