冬土用はなに食べる
山茶花を写そうと近寄ってみたが、この花、なかなか写しにくい花である。
傷みやすい花弁のためもあるが、近寄ってみると必ずずどこかに欠陥があり、大写しにしにくい上、離れるとまた一様でないため構図が取りにくい。
とかく今どきの花でありながらようやくこれかなってのがこの一枚。
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よく能面のような顔、と言った場合、喜怒哀楽を表にださない無表情な人を言うが、実際の能面は、その傾け方や仕草で千差万別の感情をを表す日本文化の極みの一つであろう。
今朝方の散歩道は、低く暗い空、僅かではあるが風も吹いてこの冬一番の寒さを感じた。気温的には霜が降りた昨日のほうがよほど寒かったはずだが、体感温度は今日のほうがよほど寒く感じ、手をしっかりと握り締めて歩いた。
道端にはレンゲや野芥子、タンポポなども咲いてはいるが、昨日の太陽にさらされて光り輝いていた花とは同じに見えないほど沈んだ色をしている。
これは能面のように、こちらの気持ちがかじかんでいるためばかりではないような気がする。
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今日は冬土用の丑の日だという。四季それぞれに土用があるが、夏の暑い盛りだけが強調され他の季節の土用は平賀源内の宣伝がなかったばかりに、見捨てられてきた。
夏土用が暑さにばてた身体を、、、というなら、冬土用は寒さに縮みあがった身体にいいもの、鍋料理に熱燗で尽きると思うが、、、。
そこで、調べてみたら、昔は寒に練り上げた紅の質が良い所から「丑紅」といって寒紅売りの人が売り歩いたと言う。
私の子どものころでもそんな言葉や風習を聴いたことがないところから、かなり古い時代ことらしいが、このころの紅は紅花から作られていたようで、単なる化粧品以上に肌荒れや、口の中の傷などの薬としても使用されていたと言う。
天然の紅花で作った”紅”。使ったことがないので知らないが、なんだかホンワリとした感じが伝わって安心感がある。
今日は何でも天気のせいにするが、考えがまとまらずだらだらと、、、おしまい。
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今日の花。左、花も済み綿毛をつけてタンポポ、あまりの寒さに種を飛ばす時期をうかがっているのか。右、咲き遅れてか関東嫁菜、
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コメント
慶さんへ
年末にはクリスマス、新年にはお宮さんに初詣、葬式は仏教でと、無節操に動くのが日本人の特色ですが、それも宗教で殺し合いしない国民として、また、いいのかなって感じ~
ブランド品はそれが良いからでなく、皆が持っているから、と聞いたことがあります。
とかく人と違うことをしないのが安心していられるようです。
投稿: オラケタル | 2008年1月19日 (土) 09時11分
そうそう、今日は土用でしたね。ちょうど生協からうなぎの蒲焼の冷凍が届いたので、昨日までは今日はこれを食べようと思っていたんですよ。でも、今日はうちも鍋に変更です。夏の土用に蒲焼と言うのは江戸時代の一種のコマーシャルだと聞いた事がありますが、実際はどうなんでしょうね。どうも、何とかの日って言うのに皆弱いのかなあ?とかいいながら慶もあまり人のことは言えませんが。季節のものをっていうのとたとえばイベントに商魂が組み合わさったのとの区別がしにくくなってきてしまいました。クリスマスの飾りをまだ赤々とともしてあるのを見ると返って肌寒く感じますが…。
投稿: 慶 | 2008年1月18日 (金) 22時59分