サービスに見る現代感覚
人それぞれと思うが、孫たち二人の言うことに現代っ子の感情を見た思いがした。
中二の娘「仲居さんが食事の間中傍にいてあれこれと手を出されていやだった」小三の男の子「ホテルの人に会うと、みんな気を使ってニコニコ顔をされるのでロビーのほうに行きにくかった」と
つまり、人目など気にしないで家族など知ったものだけでワイワイとしたいのだと感じた。
しかし、「それを取ったらサービス業は成り立たないし、じいじの年頃ならそれがあるから行くのだがなぁ、、、」といってみたが、コンビニやデパートなど、しつっこく付きまとわず客との距離感がある世界で育つと、従来のサービスがサービスで無く、ただ、煩いとなるのだろうか。
皆がそうではないと思うが、インターネットで旅館の評判などを見ると親切があだになったり、不親切になったりの評価があり、これからの旅館などサービスのしかたが多様化していくのだと思う。
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帰りは一路海岸線沿いに帰る。水族館を見たいという要望で三津シーパラダイスに立ち寄ることにした。
静岡に来てまもなく、この海岸線が出来たころを知っているものにとっては道路状況もよくなって快適であったが、三半規管の弱い孫たちにとってはうねうねと曲がりくねり、山と海岸の間を上り下りする道は大変だったらしく、「まだ着かないの? あと何分?」の連続だった。
ようやく着いた水族館のお目当て、じいじは最近始めたというクラゲの群遊。何百匹とも知れないクラゲの水槽の有る区画を三方鏡張りにし、クラゲの中に身をゆだねるような仕組みにしてあり、しばし、浮遊感の有る体験をした。
外は、相変わらずのうす寒さ。ぐるりと廻ったが、一時大人気だったラッコのいる所がたった2匹になってしまっていた。いま何処の水族館もラッコが手に入らず大変と聞いていたがここもそうなのかという感じ。
ついで、イルカのショー、海獣のショーなど孫好みのショーに付き合ったあと、沼津の魚市場に立ち寄り、夕刻まえ心地よい疲れをもって帰宅した。(写真はカマイルカの泡吹き)
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コメント
慶さん
サービスはする方とされる方の気持ちが一緒にならないと通じないだけに難しいものですね。
冗談でもそうですが、ちょっとした言葉の端々が此方側の気分や感情で大きく左右されてしまいます。
多分接客業もマニュアルで教育訓練されているのでしょうが、お客さんも進化?していくのでべたべたしすぎると見られてり、そっけないと言われたり、、、
私にも分かりません。
投稿: オラケタル | 2008年1月16日 (水) 11時35分
確かににこやかな対応がいやだなあと思うこともありますね。慶も最近デパートは行きにくくなりました。大型スーパーに慣れてしまったようです。でも、そこではやはり困る時もあり、使い分けています。泊まりもそうですね。諏訪で泊まって時には一品ずつお料理の丁寧な説明があり、盛り付けもとても凝っていたので肩も懲りましたね。三津シーパラダイス、慶も若い頃のデートや子どもをつれてよく行きました。けっこう、いるか達の芸に感動したりして!でも、商業ベースがちょっと鼻につくところがありますね。水族館は好きですけどそういうところがちょっと気をそがれてしまいます。といっても、今は慶が行くには孫でも出来なければちょっと入りにくいですね~。ラッコが2匹になってしまったんですか。ちょっと残念ですね。
投稿: 慶 | 2008年1月15日 (火) 22時05分