緋寒桜はくたびれて
「休みだし、天気もいいし、富士川楽座あたりにでも行ってこない」って娘から電話があった。「ああ、いいね」ってんで娘の自動車で連れて行ってもらうことにした。
途中、「富士山を見るだけなら他にもあるんだけど、、、」と言ったら「ナビしてくれるんなら、何処でもいいよ」とのことなので、「右だ左だ」と指図をして、サッタ峠の西側、峠下の駐車場に入れ歩いて登る。
今年は、新聞でも騒いでいなかったのでどうかなと思っていたが、峠の緋寒桜は予想通り終末期に入り、残っている花もくたびれて可哀そうな状態なので、写すには忍びない。
変わって椿の季節だが、これは数少なく、少し霞んで春らしい富士山の引き立て役には役不足の感はまぬがれないし、梅も桜ほどではないにしろ今ひとつ、、、。
一旦、上の駐車場まで行って休んだ後、折り返しもとの駐車場に戻る。由比の町に車を進め、元名主だったと言う”小池邸”の雛飾りを、、、、そして、駅前を過ぎ、旧由比本陣に向かう。
看護士をしている娘は、この辺りのことを何も知らなかったと見え、周りの幾つかの店を覗いたり、食堂で食べた桜海老が美味かったと喜んでくれた。
私たちも、正月に来て食べた店の桜海老の大きな天ぷらと違って、つなぎが少ない今回の料理は箸で簡単にほぐせ、中までからっと上がっていたので、大変美味しく感じた。
いつもは、食事の後少し寝てからの運転だが今日は運転手付き、後座席に眠っているうちに御帰還、ごきげんな一日だった。
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