桜にメジロはなんとなく
まず、天気の良いのを見越して日の出前の麻機沼。地平線に雲があり、考えていた構図と現実が一致せず夜明けの写真がうまく行かなかったが、池の中ほどにいた小白鳥の若鳥が私を見とめて首を上下に振りながら近寄ってきた。
先日のカメラマン氏は凄いレンズを持ってやっと撮れたというのに、これはどうしたことだ。
昨年の年末に逢って以来の彼(?)はまだ”みにくいアヒルの子”のまま、というより、首から上がさらに黒くなったような気がする上、みすぼらしく感じた。
野鳥に餌をやらない方が良いと言われているが、この状態を見ると、、、といって餌になるものも持っていないので、分からないだろうけど声をかけてやった。「もう一寸だからガンバッテな」と
想像だが、人間の傍なら安心して食べられるとでも思ったのだろうか。水中に首を突っ込んで何かを食べていたが、また沼の中ほどに去っていった。
城北公園に向かう
.
そのあと、城北公園にをひと回り。運動場に一本だけ咲いている桜の木があった。
「河津ざくらでしょうか」と年配の婦人に声をかけられたが、桜の種類は多い「多分そうではないかと思います」としか返事ができない。木の下に入って写そうとしたら、つがいのメジロが頭越しに飛んできて蜜吸いをはじめた。
これも多分、離れた所にいるヒヨドリの妨害を避けるため人間を利用しているのだろう。大胆不敵。手が届く位置にまで来て花の蜜を吸うので、シャッターチャンスとは思いながらも近すぎてフレームの中に入らなかったり焦点が合わせられなかったりで苦労した。
鳥の言葉が分かれば、此方の思い込みかどうか分かるのだが、、、、と思いつつ、はて、こんな状況をどういうのだろう。
「梅に鶯ホーホケキョ」をもじって「桜にメジロはなんとなく(鳴く)」とね。
みなさ~ん、静岡の春ですよ~(余計なお世話かな)
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コメント
あの日は鳥に好かれる日でした。もっとも今日(2月9日)もジョウビタキに好かれましたが、、、
慶さんもそのうちチャンスが来ますよ。
メジロは、割合人怖じしないし、ここに書いているように人を利用している節がありますから。
投稿: オラケタル | 2008年2月 9日 (土) 21時49分
静岡は春です~♪っていいたくなりますね。メジロ、とってもよく写っていますね。慶はかすりもしません。声を聞いて構えてみるものの…。何を写したんだかって写真にしかなりません。それにやはり逃げられてしまいます。近付き方が悪い?のかな?ちょっと横を向いた表情がいいですね。確かに目の周りが白いからメジロって良く分かりますね。目がかわいいです。
投稿: 慶 | 2008年2月 8日 (金) 22時33分