夕焼け富士を見たくて
夕方になって、夕焼けの富士が見たくなり、梶原山に出かけてみた。
瀬名の光鏡院脇の農道を日の沈むのと競争するように登っていき、どうにか5分ほどの差で山頂に着くことが出来た。
山頂の梶原一族を供養する碑とそばの枝垂れ桜に夕日が当たって燃えている。
街中は、すでに夕間暮れの雰囲気。日は西の高草山の北側に尻をつけかけていた。
上空にはほとんど雲もないので、折角の富士も桃色にまで焼けているものの、期待した赤富士にはならない。
日が沈むと西の空を除いて夕闇が一気に押し寄せ、寒い風とともに富士山もねずみ色に沈み込み空と同化しようと色を失う。
夜景も写そうと思ったが、”また今度”とたいさんする。
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