ひょっとして焼き餅かな
テレビは、東名のあちこちで雪のための通行止めを報じている。
ここ静岡でも明日の朝降り積もってでもいたらおそらく12年ぶりの事になるが、おそらく、雨のままで終わりそうな気配である。
ということで、雨が降り出す前にと麻機の山に出かけると、ジョウビタキの雌がすぐ傍の藪から顔を出して不思議そうに首を傾けながらこちらを見ている。
雄に比べれば地味な色合いは他の鳥と一緒だが、こちらを見る目がつぶらで可愛い。
少し離れたところで、雄のジョウビタキが”ヒッヒッ”と警戒の鳴き声を立てているのだが、興味津々と言った所。「女は弱し、されど母は強し」は昔の死語となり、人間同様女も強くなったのだろうか。
それとも、見知らぬ人に声をかけるのは女性のほうが多いが、鳥もそうなのだろうか。とすると、傍で鳴いていたオスの声は警戒音でなく、人間に興味を持つ雌に対する焼き餅だったとすると嬉しいな。
「ジョウビタキに焼き餅やかれた」って言いふらそうか。馬鹿にされるけど、、、、
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「無理偏に拳骨と書いて兄弟子という」というのは相撲部屋のことと聞いたのはずいぶん昔のことだったが、今でも生きているようで、今日のテレビでも、時津風部屋の逮捕された力士は「親方の命令は絶対だった」と供述していると言う。
よく、欧米のスポーツは博愛的な友情を基礎にし。日本のスポーツは年功序列を基礎にしていると言う。大学の体育会全般に「四年生天皇 一年生奴隷」と言われるように先輩の言うことが絶対と言う、これまた相撲部屋みたいなことが言われている。
その元は欧米ではスポーツは「憂いを払う遊び」と捉えているのに対して、明治以来の日本は富国強兵のための国民体操を基にした発想の違いがある。
昨日も元関脇の竜虎が、相撲社会は「古いしきたりを守った国技だ」と言って「戦争中上官の命令は絶対だといわれ、従ったB級 C級戦犯として処刑されたのと同じ」とたしなめられていたが、相撲協会も今回の教訓を生かせないようなら、解散し”国技”を返上しなくちゃならないだろう。
もっとも、幕内力士に、あれほど外人力士が入っているようでは、、、、、
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