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2008年2月24日 (日)

春霞の富士に面目

Img_0015 人生僅か五十年 

下天のうちに比ぶれば 

夢まぼろしのごとくなり、、、 

幸若舞いの敦盛の一節で織田信長がこの謡いを好んだことで有名になったのだが、実際に戦後のある時期まで、人生は五十年だった。

我々の同期会も学校を卒業して早や五十年になる。つまり昔ならこの五十年だけで一生だったことになる。

このなかで、それこそ卒業以来という人物が来てくれたが、五十年のご無沙汰も一瞬で十代の青春を思い起こさせるに充分だった。

富山から来てくれた人は、5~6mほど先が見えない吹雪の中を早朝五時くらいから運転をして集合場所に向かったそうだし、飛騨の連中は朝6時前から雪かきをして来たという。

前日から伊豆入りをしてゴルフをしていた者は春一番の突風に見舞われ、シングルの腕前を誇っていたが、百叩きになってしまったと言い。東京からの連中は架線事故で東海道線が動かなくなり慌てたなんてこもごもに話す。

しかし、こちらに来て霞み立つ富士を見上げ、集まった甲斐があったといい、苦労した分だけ思い出としてのこる同期会になったと言う。

亭主役の自分も自分のものではないが、富士が見えるという面目を施し、挨拶を思っていたが、いざその時になれば全てがどうでも良いことになり、短いだけが取り得の口上となった。

そのあと、それぞれの話題を持って過ぎこし方を話し、気が付けば午前様。疲れて眠くなった人から勝手に空いてる布団にもぐりこんだので、最後まで残っていたものはその場の布団を広げて眠る。

男だけの同期会。部屋割りも何もない状態で夜が過ぎていく。

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