重い腰をようやくあげて
(八ヶ岳、八つの山頂のひとつ権現岳、白く輝く峰はまだ冬のまま)
ようやく重い腰を揚げる日が来た。
昨夜、東御市八重原のスナックに招待されていたので、そのためだけでもう一泊となった。黒斑山の頂上で「宿代が只と言うのはいいですなぁ」と言われたが、すっかり人のいいのを利用しているようで顔の割には恐縮していたのだ。
少々のみやげ物を買った他に、猪の肉もちゃっかりせしめて出発。
少し時間もあったので、途中の寄り道として小海町の「奥村土牛記念館」に立ち寄って見ることにした。
建物は総二階建ての和風建築で古い庄屋を思わせるつくりになっている、が、肝心の奥村土牛については長生きをした画家と言うしか認識がないので、今まで立ち寄ったことがなかった。
入ってみると、程よい暖房が施された、学校と言うような雰囲気が感じられ、額に入れた絵が飾られていたが、鉛筆などでサッと描いた下絵的な絵が多く、色彩とともに華やかさが感じられないように思った。
この人の画風がどうなのかも知らないので、なんとも言いようがないが、著名な日本画家ならもう少し、、、。
平日の帰り道は、混雑による渋滞もなく。道路も乾いていてスタッドレスタイヤの音ばかりが気になる野辺山越え。最近良く立ち寄る林間の蕎麦屋に立ち寄る。
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