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2008年3月27日 (木)

かすみか雲か

Img_0018 垣通(カキドオシ)が明るい紫花びらをひけらかすようにの綺麗に咲いていた。

この花の名前の由来は、花が終わった後蔓が急速に伸び、垣根を縫うようにして這い上がる所から付けられたと言うが、花咲くころにはそんな印象は微塵も無い。

まるで、始めは処女の如し、、、のことわざを思い浮かべさせるような草である。しかし、民間薬としてはドクダミやゲンノショウコなどに匹敵する草として知られ、胆石、腎結石、黄疸、糖尿に効くといわれていて、子どものころ陰干しにしていたのを憶えている。そして、一番の薬効は”カントリクサ”という別名があるように、幼児の癇に効くというものだった。

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Img_0006 今日は、浅間神社から桜見物を兼ねて尾根道を歩こうと思い出かけてみた。浅間神社の桜は五分咲程度か、丁度結構な咲き具合である。

ここは四月始めの二十日会祭の準備をはじめている所、本殿脇に枝垂れ桜を見るため100円の料金所があったが無視して。麓山神社に到る百段の石段を登る。

この石段は、自分なりに一気に上れなくなったら山登りをやめようと思っている石段なので、毎回登る時は心している。上りきったところに最近植えた桜の若木があるがどれもまだ細くて花も少ない。

Img_0009 総漆塗り絢爛豪華な麓山神社の周り、そしてそれの連なるだんだん登りの山道のあちこちに桜の樹があり、静岡に来たばかりのころ花どきを遅れた来たため、舞い散る花びらが幻想的だったことを思い出したが、あれから三十年、桜も年老いたのか花の数が少なくなり青空が透けて見える場所が多くなったような気がする。

Img_0013 染井吉野は、園芸品種であるため早く沢山花を咲かせるもの、寿命が短いと聞く、頂上の平和観音は静岡空襲の犠牲者を弔う観音像で、この周りの桜もかなり花の密度も厚く咲いて、”かすみか雲か 匂いぞいずる、、、”といった雰囲気だったが、、、

そこで一休みの後、さらに賎機山に向かう。今日もこのコースは行き交う人が多い。掘り切りを渡れば、はや賎機城の郭内である。

もっとも、400年以上前の城跡であり、すでに畑として耕されていたりなどで当時の様子は分からないが、城というより砦といったところが相当だろうと思う。

安倍川を挟んだ向かい城とも言うべき安倍城ははるかに高く、見下ろされている以上、安倍川近辺の敵を見張るためのもの程度のものである。

そこを抜けて再び下りきったところで、お昼時間が近くなったので、天徳院傍の平地に下り帰途につく。

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