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2008年3月30日 (日)

雪景色に似たり

Img_0055 午後になって雨が降る、という予報のため午前中に散歩を済ませてこようと、バイパス北側の毎年見ている桜見物に行って来た。

ここは、農家の人以外めったに来ない所で、桜の木の下に、菜の花と大根のが植えてありこの時期いつも一緒に咲いているところで、私の桜名所のひとつにしているところである。

桜は、他より少し遅れていてまだ満開になっていないが、下の菜の花と大根は満開になっており、桜の根方に立つと、花の匂いに囲まれてほのぼのとした気分になる。

Img_0048 左の白い花の写真は、はっきりしたことは分からないが、山桜に近いのか青い葉が出かけていて、これもまた大根の花を従え、まるで雪景色といった感じ、、、

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床屋談義

床屋談義は面白い。こんな商売をしているとお客がいろいろな話を持ち込んできてくれるから、相手をするのも大変だろうが、ブログなどするには話の種に書かないことと思う。

今日は、あまり年の違わない主人と昔の映画についてのはなしになった。我々世代の若いころは映画の全盛期であり、名作もずいぶんと見てきたので、記憶に残っている作品が沢山あり、映画の話をするとはなれた所に住んでいた初対面の人でも、共通の話が出来る所がある。

三船敏郎の「椿三十郎」という映画があったが、これを最近同じ台本を使ってリニューアルしたのを見たそうだがちっとも面白くなかった。という話から始まった。

訳は、あまりにも主役が軽すぎると言うことに尽きるらしい。三船敏郎と仲代達也の一瞬にして勝負を決する場面に持っていく過程、武士とは、剣術(剣道ではない)の重々しさを織田雄二では表せないのか、監督の力不足か、、、

そんな話しから、フランキー堺主演の「私は貝になりたい」に及んだ。

後で調べてみると、1,959年に作られた映画だと言うから、二十歳前後に見たことになるのだが、床屋を営んでいた主人公が兵隊当時上官の命令で、捕虜を銃剣で刺したことが帰還した戦後に分かり、アメリカの倫理により裁判にかけられた末、B C級戦犯として処刑されるため十三階段を登る所で終了する。筋書きだった。

「私は貝になりたい」というのは、死刑の宣告を受けたあと遺書の中に、死んだ後、人間には二度となりたくない、という裁判に対する不信感と牛や馬では人間に虐待されるから、誰も来ない深い海の貝になりたい。ということから来ている。

床屋の主人は床屋の修行時代に見たので、印象深かったと言うし、私も筋書きを覚えているのは、上官の命令は絶対と言う軍の命令を理解しないアメリカ側の勝手な倫理、というかA級戦犯でも無罪になっているのにその人に命令されて動いた人が犠牲になっているのが、その映画の少し前まで沢山いたことで印象深かったように思っている。

そして、今年、この作品が三たび映画化されるようだが、当時の生々しい記憶が薄れない時に作られた作品を上まわることが出来ないのなら、(出来るはずが無いような気がする)止めてもらいたいと言うのが個人的感想。

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今、アメリカがイラクで行なっている戦争をでもそうだが、ブッシュ大統領やラムズフェルドたちタカ派の間違った倫理観で何万とも知れない人が死にその何倍もの人が怪我で苦しんでいる。

その責任は大きく思い、しかし、彼らが責任を取ったり、謝罪したり、審判を受け、罰せられることはまず無いだろう。B C級といわれる人はベトナム戦争でもいたので、同じような例はでてくる筈なのに、、、。

戦争指導者のA級の彼らが罰せられるのは死後閻魔様の前までお預けだと言うのがなんとも情けない。

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