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2008年4月 6日 (日)

岐阜蝶はお出ましならず(白水山)

Img_0115 ボンッ!ボン!と朝早くから花火が上がっている。多分、静岡祭りの前景気ではないかと思うが、それに背を向けて芝川町に向かう。

行く先は上稲子の町営の温泉施設。久し振りに国道52号線のほうから廻って見た。この当たりは仕事で良く来た所だが、ここ二~三年来たことがないような気がしたので、廻って見た。

上の写真は稲瀬川沿いの桜並木越しに見る富士、そして、富士川にでて支流の稲子川沿いに遡る。静岡から45km約一時間で”ユートリオ”の駐車場に入れた。

Img_0140 ここで、支度をして、さらに稲子川沿いに30分ほど歩く、と、地蔵堂と言う集落に着く。昔のたたずまいが残る風景は何年ぶりか、この奥の飛図温泉へ自動車で来て依頼、歩くのは初めての場所で、見たことが無いのになんだか懐かしさが伴うのと、少し早い二輪草を見たりしてのんびり歩く。(もう少しすれば二輪揃うのだがもうひとつはまだ蕾だった)

ここから山道に入るのだが、今日の目的は、この上にある白水山(812m)と、あわよくば岐阜蝶(ギフチョウ)に出会えないかというのがあって、今日まで登るのを延ばしていた。

登り口で高砂の翁と姥のようなカップルが畑仕事をしていたので聞いてみると、山の登り口から頂上までは良く分かっていたが、「ギフチョウ?」むかしそんなような黒っぽい蝶は見たことがあるが、分からないとのことであり「何でそんな虫を見たいのかね」とのこと。この人たちにとって蝶は花粉の媒介をするものの、幼虫は菜を食い荒らす害虫でしかないようだ。(紋白蝶などと違って野菜には付かないそうだが、この人たちにはそんなの関係ない)

教えられた道を登ること四十分、石神峠に着く。そこは、何処からか上がってくる道があると見え5~6台の自動車が駐車し、肩に担ぐような大きなビデオカメラや高級な一眼レフを携えた人たちばかりが群れていた。

下の翁夫婦は、ここに問題のギフチョウがくることを知らなかったようだ。地元の人が知らなくてよそ者が知っている。なんとも不思議な現象だがこれもインターネットなどのせいか。

カメラを持った人に聞くと、ここにギフチョウが現われることがあるそうで、気まぐれな蝶のお出ましを今か今かと待っているそうだ。

「今日は見ました?」と聞いたら今年はまだ見ていないとのこと、ということはすでに何回も来ているようだ。まるで沢尻エリカ様並みだと思ったら可笑しかった

休憩をかねて10分ばかし峠で待っていたが、せっかちな自分としては我慢できず山頂に向かう。(もうひとつの本音としては、あまり立派なカメラの列に、自分のカメラが見劣りしすぎて、、、、。)

ここからの道は、前と同じ杉林の連続であったが、山の傾斜がゆるやかになり下草も少ないので歩きやすいと言う面があったが、右見ても左見ても、良く似た風景が多い上道筋がはっきりしていない。くだりの道でもそうであったが、倒木が何箇所にも道に横たわわり始末されていない。

その結果、山道に慣れていない人は、道を踏み外して迷う可能性が大きいような気がした。三年ほど前のブログにも迷ってしまった記事があったが、観光協会か町か知らないが、地元では整備する気も無いらしいので、登るには注意が必要な山といえよう。

峠から四十五分ほどしてようやく山頂についた、これまでほとんど展望は利かず途中で一ヶ所西側の山が見えただけである。

Img_0128 頂上も同様、三角点と看板が無ければ分からない。昼には少し早かったが、腰掛けておにぎりを食べていると、突然後の低い笹薮を書き分けて男の人がでてきた。

「何処から登ってきたの?」「峠からどの位かかって来たの?」と質問を連発した後、峠に向かって降って行った。

あれは、きっと”キジウチ”やっていて出るに出られなかったんだろうな、というのが自分の憶測。(キジウチとは鉄砲で雉を撃つ時の姿勢にたとえて、野糞のことを言う)

御飯も食べ終えたので、想像が当たっていれば、、、、、臭いをかがないうちにと早々にユートリオの方に降る。元の駐車場には午後一時、約四時間の山歩きとなった。

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今日の花。左、菊咲イチゲ、花びらの数に形に疑問があるが、葉の格好と変化が多い花なのでこれだと思う。右、カタクリ。食糧難の時は葉を茹でてお浸しにした。ほうれん草に良く似ている。また、この根の澱粉が本物の片栗粉である。

Img_0117 Img_0014

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