花も嵐も
昨夕以来夜通しの雨風で桜が散ったことは見ないでも分かる朝だった。
三月二十三日の開花宣言から二週間だから良く持ったほうとはいえないだろうか。用事があって、近所の小学校の裏道を歩いてみると、地面に降り敷いた花びらで、少し汚れてはいるものの花の絨毯を踏みしめている感じ。
残っている花も風に吹かれて横向きになり、枝にしがみ付いているという感じ、さだめし”花も嵐も踏み越えて 行くが男生きる道、、”ってとこ。
昨日まで、谷津山の上を彩っていたピンクの部分は花も吹き落とされたようで、此方から見ると冬枯れのように枝ばかりの山になっている。
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いつの頃か”amapola”(アマポーラ)という歌を聞いたことがある。映画の主題歌にもなり、フランスのボーカリスト、ティノ.ロッシの甘いささやきのような声で歌われ人気があった。
”アマポーラ” 悩ましげに歌うその曲は始めは人の名前とばかり思っていた。そうかもしれない、、、、、
しかし、”ひなげし”の花だというのをスペイン語を知るまで知らなかった。(ひょっとするとフランス語でもあるかも知れないが)
アグネスチャン歌うところの可愛いだけの”ひなっげしの花”と同じ花を歌ってもずいぶん印象が違うもんだ。
今日の花。ひなげしは条件が悪かったのかどれもひ弱そうでちいさく、花びらが透けて見えるくらいであったが、時おり強く吹く風を受けても倒れることなくゆれているさまは、羽衣のようにも見え綺麗だった。
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