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2008年4月 4日 (金)

九尾の狐

Img_0057 ひさかたの ひかりのどけき 春の日に

        しづこころなく 花のちるらむ

三十六歌仙の一人と言われた、紀友則の歌であり、百人一首のなかでも好きな部類の歌である。

Img_0063 のどかな春の日に、さくらの花がどうしてあわただしく降り急ぐのだろうか。と言った意味というが、今日で開花宣言が出てから十日を過ぎ、さくらの花も役目を終えたかのように、風もないのにハラハラと舞い落ちて、駿府公園の外堀、内堀とも花びらが漂って、排水口の周りに集まった花びらを、小船に乗って取り除いている人もいた。

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今日は暦の上では”清明”だと言う。万物が清浄明潔になるというが、霞とも黄砂ともつかぬ大気に遠景はかすんでいる。

春らしい風景といってしまえばそれまでだが、中国からの有害物質が混じっているかと思うと呼吸がしにくくなる。

むかし那須の”殺生石”という話を聞いたことがある。

那須山の麓に年古びた九尾の狐がいて人を悩ましていたため、朝廷は三浦介、上総介に八万人(ちょっと大げさだが、、、)の兵士をつけ、那須野に火を放って追い詰め正体を現したところで、討ち取ったが、その狐が死んだ後大きな石になって近づくものを殺してしまう。という筋書きであった。

この手の話は、火山の多い日本のあちこちにあり、原因としては火山の噴気孔に含まれる硫化水素や亜硫酸ガス、一酸化炭素を初めとする火山性ガスだといわれている。

その中で硫化水素は、比較的臭いも少なく、気がついた時には手遅れだということで、一酸化炭素とも良く似ている上、酸欠を含めていまでも良く事故を起こしている。

最近、この硫化水素を使った自殺が世間を騒がし、静岡でも最近あった。

このガスは、インターネットでコンロによる一酸化炭素中毒より楽で。確実だということで、作り方を教えて広まったというが、かなり毒性が強い上関係のない人まで巻き込む可能性が大きく、被害もでている。

それにしても、どうしてこんな方法を得意になって教えたがる者がいるのだろうか。もしかすると”九尾の狐”が甦って人に祟りをしているのではないだろうか。そうだとすると、今の武士集団は警察なのだから、再びどこかで炙りだして退治しなければならないのだが、果たして出来るのか見守りたい。

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