鳥尽くし
私に気がついて叢に潜んでいたようだが、我慢の限界で飛び出したようだ。
いつもならいきなりバタバタッと羽音も激しく飛び立つのに、今日はすぐ傍に地味な色をした雌がいて、巣作りでもしていたのだろうか。飛び出した後を見ることも無く、トットットッと走っていく、、、。
その様は、「優美な後姿を見てくれ」とも取れるし、近くにいた連れ合いに、背中を見せ「これが男の背中よ(生き様よ)」といっているようにも見える。
「まてまて、敵に背を見せるとは卑怯なり」とばかりカメラの調節もいい加減に写し、トリミングしたのが上の写真。
人間と違って、鳥は両側に目がついているので、真後ろも見えるというのを聞いたことがある。その通りなら雉は逃げながら此方を確認し注意を引き付けて、雌を庇うという。雉なりの計算づくだったことになる。
それを、擬人化してものを考えるのは大間違い。
午前中、雨模様の天気だったので散歩は午後にしたが、雉を見たあとに北帰行をあきらめたらしい小白鳥を見ると、此方は人怖じも無く全身をさらけ出したうえ口を半開きにしている様は、なんだか緊張感が無くてアホ面に見える、、、、、これも擬人化しすぎ。か
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今日の鳥。左、ツグミ。今では時効だろうが五十年ほど前までは盛んに食べられていた野鳥。秋遅くに大きな群れを作って渡ってきたものだ。あれは北陸のほうだけだったのか今では群れを見ることが無い。 右、小鷺。足をブルブルと震わせて餌になるものを追い出すパドリングを繰り返していたが、上から見る分には自分で、自分を突付いているようにも見えた。
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