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2008年4月16日 (水)

稜線の春はまだ(真富士山)

Img_0086_2  同じ静岡市内でも、安倍川沿いの1,000mを越える山々は、やっと春に目ざめた所。今日は様子見がてらに真富士山に登ってみた。

Img_0084 ヒメウツギの白と山吹の黄色が織り成す林道を登り駐車場に着いたのが、七時半。すでに沼津ナンバーの車が駐車していた。

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Img_0168 Img_0088 登りだしの杉林の中には、三椏の白い花、その後手入れの悪い杉林を抜けると道は、黒部沢に沿って登る。

Img_0109黒部沢源流付近の斜面では、ハシリドコロと天南星の仲間紫蝮草が咲き、肥後スミレとエンゴサク、他、名前の分からない花で春を演出していた。

約30分で大井平に到着し、第一真富士山に向かわず直登で真富士峠に向かう。訳は第二真富士山を通って浅間原に行ってみたいという希望が会ったためで、余力があれば第一真富士山に戻ろうと思ったからである。

この道は、以前は手入れも悪く木が繁るに任せているため、昼なを暗い陰気な道だったが、森林税を使ってか伐採だけ(枝打ちはなし)されたようで明るくなっていた。

真富士峠には八時三十分。ここからは春まだ浅き状態で岩鏡の蕾はあるが、ヤシオツツジの芽同様固いままでまだ一ヶ月は先の話しだと見た。

ロープに掴まったりしていつもの道を登っていくが、富士山は勿論、稜線の両側は雲がかかって展望は何も無い。さらに、下のほうにからは雲が尾根に巻きついて上がって来る気配を示している。

Img_0126 第二真富士山(1,402m)に到着したのは九時十五分。すこし休んだ後、浅間原に向かって降りていく、ダラダラ下りから、広場に出、そこから一気に下って湯野岳鞍部に着いたとき霧が深くなり先が見えない状態になった。この付近は迷いやすいと聞いていたので、躊躇無く引き返すことにした。

Img_0140 再度、第二真富士山に戻ったのは十一時近く。一休みの後峠にくだり第一真富士山(1,343m)で食事し降る。

駐車場へは、午後二時過ぎであった。

このほかの花を含めて、後日”春の山”(仮題)として、マイフォトで掲載したいと思っていますので、よろしく、、、、

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