« 稜線の春はまだ(真富士山) | トップページ | いにしえの »

2008年4月17日 (木)

クロイツェルソナタ

Img_0177 隣の庭にブラジルの国花といわれるイペーという花が二~三日前から咲き出した、真黄色のその花は情熱の国の人に良く似て雨模様の今日も当たりを払うかのように光り輝いている。

桜は日本の花というが、それを代表する”染井吉野”の花の色は薄いピンクで、集団になると霞か雲かと言われるくらいボヤ~としているのは、これも国民性に似ていることになる。

.

今日は散歩に出かけた途中から雨が降り出し、次第に強くなってきたので引き返してきた。「月様雨が、、、」といって引き止めてくれるものも無く「春雨じゃ 濡れて帰ろう」とつい急ぎ足。

.

Img_0011 いつもより早く帰ってきたら、テレビのクラシック番組で「クロイツェルソナタ」が始まるところだった。

クロイツェルとは何か、ベートーベンなのだから多分ドイツ語なのだろうが意味は知らない。

もともと音楽の素養もなく、基礎は学校の唱歌だけ。従兄弟の影響を受けて聞いているうちにメロデイが中心(?)のクラシックが好き(見栄と多感な二十代)だった時期があり、レコード(とラジオしかなかった)で良く聞いた時期があった。

レコードを出すぐらいなんだからみんな上手な人、ぐらいの知識なので、他の人みたいにカラヤンがどうだとかこれがどうだとかは分からない。

クロイツェルソナタ。トルストイがこの音楽を聴いて作った、同じ題名の小説を読んだことから聞いてみようと思った曲で、レコード屋に行って注文までして買った記憶があり、何回も掛け曲の流れを覚えた。

小説は、妻が他の男とこの曲を弾くときの態度に嫉妬心をかられ、殺してしまう。という筋書きだったが、バイオリンとピアノの絡みが絶妙な曲で、特に第一楽章でバイオリンにかぶせるようについていく(これは音楽知らずの私だけの感想)ところ、第三楽章の軽やかなやり取り(これも同じ)は小説の印象もあって濃厚な男と女の感じがした。

映像でこの曲の演奏を見たのは今日が初めてである。バイバ,スクリデ。ラウマ.,スクリテという豊満な姉妹による演奏だったので、いささか小説やレコードによる演奏とおもむきが違うなと思いながら聞いていたが、レコードでは分からなかった音が低いピッチカットだったことが初めて分かった、やはり映像だな~と、、、本物を見てみたいな~と。

そんなこんなで、雨の一日を過ごしている。

.

今日の花。左、赤花夕化粧(アカバナユウゲショウ)明治のころの帰化植物。待宵草の仲間で今ではすっかりと野原で自生している。 右、八重桜。桜の中で一番最後咲く、重くずっしりとした量感は桜の花魁と言ったところか。

Img_0002 Img_0078

|

« 稜線の春はまだ(真富士山) | トップページ | いにしえの »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/90605/40906668

この記事へのトラックバック一覧です: クロイツェルソナタ:

« 稜線の春はまだ(真富士山) | トップページ | いにしえの »