遠くなりにけり
東京タワーが出来て五十年という記事を見た。そうすると上の写真は五十一年前になる。
「うわ~ そんなにもなるのか」というのが感想。我ながら年をとったことの驚いている。
写したのは高校の修学旅行のとき、バスの窓越しに写した建設中の東京タワーで、神田の旅館から保土ヶ谷の火薬工場へ行く途中だった。雨がシトシトと降っていたこと今でも憶えている。
このあと、何回も東京に行っているものの、東京タワーには一度も登っていないのはなぜだろう。
もうひとつ、この写真をコピーしていたら勝鬨橋の写真もあった。
勝鬨橋は橋が両側に立ち上がって船を通す仕組みの可動橋であったが、出来たのは昭和十五年というから私より一つ下になる。船を通すために最後に稼動したのがこの写真の十年ほど後だというと、今では動いたのを知っている人は稀だろうと思う。
今考えれば、うまいときに修学旅行をしたものだ。
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目病み男は
”目病み女に風邪引き男”というのがある。落語のまくらにも使われ、江戸時代から使われた言葉らしい。
目を病んだ女の人は、目が潤んでいるためセクシイだと言うし。風邪を引いた男は声がかすれ、そのハスキーな声がなんと言えない。というが、治ればその思いも消えてしまうことから、一時的な魅力に惑わされるなという教訓だというが、、、、、。
今日は午前中晴れ間が覗いていたので、はっさくと甘夏摘みの手伝いに行ってきたが、木の枝に登り顔を上げてところで目じりの付近を小枝が触って、すこしゴロゴロとした痛みが今もある。
鏡を見たが、すこし充血している程度なのでそのままにして、「どう魅力的?」と問いかけてみたが、男はやっぱり風邪ひき。
目に涙は我ながらカッコいいもんじゃない。。潤んで見せても橋下大阪府知事ではないが、男の涙は、と言われて、、、、
”涙は女の特権” 時代は変わっているのに、思いは変わらない、やっぱり情緒が古いんだね。
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今日の花。だまし名前の草
左、狐の薊(キツネノアザミ)薊の仲間でなくキク科とのこと、狐と名が付くだけあって人を騙しているのか。 右、虫取り撫子、茎にねばねばした液をつけて虫を捕まえていることがあるが、消化するためでなく、蟻などを花に近寄らせないためらしいのだが、、、
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