猫の手にもなりえない
去年は五月二日だった。午後から雨が降り出すというので早めに山に登ってみると、もう、下のほうで手積みしている人たちがいる。
多分、午後からの雨に備えて少しでも多く取り入れておきたいと言うことで、夜明けを待って茶摘みを始めたに違いない。
わき目も振らず上から覗いている私にも気を配ることなく手際よく摘んでいた。
農家では、一番茶でほぼその年の収入が決まると言われ、猫の手もだろうが、未経験の私では猫の手にもなり得ず、ただ見ているだけ。
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今日の花。左、小待宵草(コマツヨイグサ)待宵草のなかで一番小さいところから付けられた名前。ほかの待宵草と違って地面を這っている草に咲くためごく低い所にある。 右、草藤、カラスノエンドウに良く似た葉を持っている。マメ科だけに親類筋なのか。他の雑草に埋もれているが、これは水面を覗き込んでいたので一枚。
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