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2008年5月24日 (土)

馬鹿ばかしい人?

Img_0112 目には青葉 山ほととぎす

          はつ松魚

江戸時代から江戸っ子を中心にして親しまれてきた季節を表す句である。

朝の九時過ぎから少しづつ降ったり止んだりしていた雨も夕方に入って音も立てないほどだが、シトシトとした降りかたになってきた。

天気予報が、降水率90%だなんていうので、よほどの降り方をするのかと思って外出を控えていたが、降水率だもんな。降雨量ではないので文句も言えないか。

外出できないとなると、昨日までの暑い天気が懐かしくなる。先日の七面山や天津山での気持ちよい新緑が懐かしい。(上の写真は岩岳と天津山の間の若葉)

山の両側に柔らかい葉を広げた若葉は、花と同様に日の光を吸い込んで芳しい香りを降り込んでくる。

ホトトギスは、”ホッチョチョギス”と自分の名前を名乗り上げはじめると、止む時を知らない。あっちの尾根こっちの谷と渡り歩いて自己主張をし、鶯も負けじ”法法華経”とお題目を唱える。

本当に「青春」とはこんなことなのだと思い、人の”青春”を当てはめた人は何処に共通点を求めたのだろうかと思わず余計な考えに惑わされてしまい、鳥の競演をおもわず聞き漏らしそうになる。

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そして、上の句の最後にある”はつ松魚”富山の魚で育った私には生のカツオの良さがまだ分からない。「どうしても美味い魚とは思えない」と言ったところ「一度美味い店を紹介しますよ」といってくれた人がいたがそれっきりである。

カツオとは鰹魚(固い魚)から変じて武士の間から「戦に勝つ」にちなんだ勝男という字を当てはめた縁起物ものだとしか思えない。徒然草には、「はかばかしき人の前へ出づること得らざりき」つまり、身分の高い人の前に出せるものではないと、言っている。

私は、はかばかしい人ではないけれど、炙ったり生姜で臭みを取らなければ食べられない魚に、「女房を質に入れても、、、」というほどの魅力を感じないし、江戸っ子を任じている人も見栄だけで言っているような気がして仕様がない。

しかし、本当に生のカツオを美味いと思っている人は、私のことを”馬鹿ばかしい人には美味いもの食わすな」と言っているんだろうな。

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今日の葉っぱ。左、白ヤシオ  右、赤ヤシオ。同じヤシオツツジだが葉っぱの形がかなり違う。同じ場所で同じ時期に咲いても交配しないのは遺伝的にはかけ離れているのかも、、、

Img_0064 Img_0076                  

.左、イタヤカエデ  右、リョウブ。尾根筋に萌え出ている芳しい若芽の一部Photo Img_0047

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