浴衣模様にしたい甘茶
水路を挟んだ向こう側の畑に甘茶の木がある。見た目は日本紫陽花と区別がつかないくらい似ているが、その色合いの綺麗なこと、浴衣の模様に写しこんでも良いくらい味のある色合いをしていた。
甘茶は、花祭りの時お釈迦様の頭にかけるくらいで、ほとんど飲んだ記憶が無いが、葉を蒸して発酵させ出来たお茶の甘味はフィロズルチンだと言うことを最近知った。
ズルチンとは、化学合成をして作るものとばかり思っていたが、こんな方法で出来るのか。というのが正直な気持ち。
今の人は知らないだろうが、戦後砂糖が不足した際サッカリンというもので代行したことがあるが、それは、砂糖の400倍もあまいといわれ、耳掻きで少しづつ入れた。その後に出てきたズルチンはさらにその倍も甘いと言われた。
しかし、化学製品だという気持ちと、後味がなんだか違っていてあまり使用しないうちに本物の砂糖が出回りあまり長い時期使用しなかったような気がする。
この心配は当たったようで、毒性があるとかで化学物質から作るこれらの甘味料は製造禁止になり、我々の前に出てくることは無くなった。
パソコンのモニター画面が暗くなって何度も修正したが、今日は出来ない日と思いここで中止する。
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今日の花。左、百合、園芸種のため名前までは分からない。右、黄菅、これも園芸種だと思う。
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