水鏡で羽繕い
台風一過のような青空に誘われて、ひさしぶりに麻機の上の農道を歩いてみた。
途中、水溜りの入って羽繕いの軽鴨がいて近寄っても逃げない。きっと昨夜の大雨をやり過ごしたあとの化粧直しに夢中だったせいなのだろうか。ときどき水面を覗き込むように見える仕草は、まるで水鏡にうつる自分の姿を確かめているようで、最近人ごみもかまわず化粧に熱中する女性のように見えぬでもない。
鴨や鷺の仲間は一般に雨を嫌わないようで、雨に打たれながら水草の周りなどでじぃっとしているが、さすがに昨日の雨は大変だったようで尾羽根の当たりがぼうぼうに乱れている。
この調子ではまだしばらくは水鏡を覗き込まないといけないだろう、、、、。
.ツルボと彼岸花が咲く
農道に上がれば、蜜柑畑のあちこちに赤い島状の模様が見える。彼岸になるとお約束のようにして咲く彼岸花の集落。
暑い寒いにかかわらずこの時期がくると突然と言った感じで出てきて咲くのは、日照時間を感じて咲くのだろうが、日向も日陰も変わらないのはどうしてなのだろうか。電照菊のように電気で調節したらどうなるのだろうと思ってしまう。
そんななか、蔓穂(ツルボ)も一斉に咲きだしていた。葉っぱの部分は他の草の下になっているためか、急にニョキニョキとツクシンボウのようなものが出てきてから目立つ花で、あちこちで淡い紫の穂をもたげたかと思うとこれも時期を合わせたように、、、、。
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.突然廃止といわれても
今日の新聞によると、舛添厚生労働大臣が後期高齢者医療保険を廃止すると言ったそうだ。
評判が悪かったこの制度、手直しでなく廃止するといったのはあまりにも唐突過ぎるきらいがある。本当にこの制度を悪いと思ってしたことなのだろうか。
いやそうではないだろ!。今まで自民党の支持基盤であった高齢者さえ「これからは自民党に投票しない」と言ったことから来る対策でしかないと思う。そうでなかったらこの制度を定着させよう利点を挙げてと説明してきたことをどう説明するするのだろうか。
また、廃止した後、どんな制度にしようとしているのか。また官僚に良いように弄繰り回されて、国会で訳もわからないうちに採決しかねない雰囲気はある。
”後期高齢者保険廃止”だけにつられて、投票するのは考え物だよ。 御同輩
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コメント
つるぼさん
どこの山も行ってはいるのですが、花の咲く時期と登る時期が一致しなくて、「へえ~そうですか」というところもあります。
安倍峠には近いうちに行ってきのこ採りに行ってみようかと思っています。
牛ヶ峰は冬に時期しかありませんので、青木の実しか知りません。
また探す楽しみが増えました。有難うございます。
投稿: オラケタル | 2008年9月21日 (日) 22時29分
近くの土手の咲き始めのツルボ、ツリガネニンジンがすっかり刈られました。残念。安倍大滝のシラヒゲソウがまだ咲いているかな?例年は9月中ごろです。10月中ごろになると安倍峠への林道にアワコガネギク、イワシャジン、フジアザミが咲きます。牛ヶ峰にはこれからテイショウソウ、キッコウハグマ,カシワバハグマ、セキヤノアキチョウジが咲きます。藤枝の高尾山にはエンシュウハグマが咲きます。もうご存知でしたらご免なさい。
投稿: つるぼ | 2008年9月21日 (日) 12時41分