他所様の田んぼながら
この時期から目立ってくる草に”細葉姫ミソハギ”がある。今まで何処にあるのかといった感じだが、むくむくと背を伸ばし小さな花をつけた後、赤い小さな実と紅葉した葉が目立つ。
普段は、田んぼの雑草として抜き取られた残り物だろうが、名前から見てとてもミソハギの仲間ではないし、ミソハギのようにお盆の花にもなりえない。
おかげで草の名前を特定するのに手間取ってしまった。
どうしてこんな名前が付けられたのか、黄金色の稲穂をバックに立ち上がっている。
稲も実って頭を垂れ一面黄金色に染まった景色は、毎日米を食べている一人として、他所様の田んぼながら心豊かにさせるものがあり、”黄金の国ジパング”はこれではないかと思わせるものがある。
台風13号と良く似たコースを取りそうな15号と、北からの冷たい高気圧などの影響で今日から秋雨前線が出来、終日小雨が降ったり止んだりしている中稲刈りをしている人がいた。
台風が通過するまでしばらく空模様が良くなさそうな気配なので、倒れた稲が水に浸かる前に刈り入れておきたいのかなと推察した。
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今日は朝から辞任した中山国交大臣の報道で喧しかった。”類は友を呼ぶ”と昔から言われているが、お友達内閣ではますますその感が強い。
どうしてこんな人を大臣に据えたのだろうか、前々から分かっていたはずなのに、人材がよほど払底しているらしい。
あまりにも、ここ二~三年に失言や事務所経費でやめざるを得なかった大臣が多すぎて誰がどうしたか分からなくなるくらい多かった。また、辞任に到っていなかった人の中には「女は子どもを産む機械」発言をした柳沢元大臣などもいて代議士として不適格な人がかなりいるのだが、忘れ去られているような気がしてならない。
また、世襲議員の多さも気になる。日本はいつのまにか議員家系と言うものを作り上げてしまった。これでは、政治屋家業ということになるのだが、稼業を子どもに継がせたい。いうことは、よほど美味しいご馳走なんだろうな。
”瓜のつるには茄子は生らない”とはいうものの、国民の奉仕者はそんなに続くものではないはず。どうかこの辺で失言議員と世襲議員を撲滅する機運が起きないものだろうか。
「百年川清を俟」とは、出来ない相談のこと、だと言うが、代議士を決めるのはそんなに難しい話ではないはずなんだけど
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