白い彼岸花
白い彼岸花が咲いている。彼岸にはまだ間があるので時期を間違えて早く咲きだしたのか、それともこういう種類なのかは分からないのだが、、、、
傍の叢では蟋蟀も鳴き出して、秋は紛れもないものになってきた。
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ベンチにお年寄りが一人ぽつねんと座っている図はなんとなく寂しい。
退屈しているのかと前に聞いたことがあるが、「負け惜しみで言うじゃないがそうでもない」と答える。
年をとってからの時間と言うものは、案外早いもので一日なんてあっという間に過ぎていく。若いとき、働き盛りのころは他を見るゆとりもなく、いまの立場になってからは、草や木、道行く人の後姿にも何か見えてくるものがあり、それを見ているだけで時間は次々と過ぎていく。とのこと
そいいえば、自分の山登りにおいても、前はただがむしゃらに登っていたものだが、最近では、このブログのせいばかりでなく、周りを見て足元の草や風景を見ながらに変わってきているし、仕事をリタイヤーしてから退屈していると感じたことがない。
子どものころの一学期がなんとも長く感じたのが不思議、まさに光陰矢のごとしで、はや今月もお終いかとカレンダーをめくりながら、いつも言うようになった。
時間は平等にあるとはいいながら、その年齢によってずいぶん感じ方が違ってくるものだ。
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コメント
羽竜 忠男さま
はじめまして。
引退して十年とか、ひょっとすると同世代になるのでしょうか。
わたしの鉱山経歴は書き出すと長くなりますので、別途メールで送りますが、三井金属の神岡鉱山が社会への出発点です。
それにしても、父上が石油開発会社だとすると、われわれよりそんなに年上ではないような気もしますが、、、、、
投稿: オラケタル | 2014年9月13日 (土) 16時00分
こんにちは。
白い彼岸花は我が家の庭にも咲いています。数年前植えた球根の一つに混じっていたようです。珍しいので調べているうちにこのサイトに出会いました。
私は10年前現役を引退し、百姓と庭師をして過ごしています。
鉱山の話が載っていますが、私も資源系の地質を出ており(父は石油開発会社勤務だった)、鉱山という言葉にノスタルジーを感じています。卒論のフィールドは秋田小坂鉱山。
よろしかったら勤務先の鉱山名やそこでのエピソードを聞かせてください。プロフィールをクリックしても出ません。
投稿: 羽竜 忠男 | 2014年9月13日 (土) 07時55分