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2008年10月22日 (水)

いとしのロビンフットは

Img_0040 Img_0053                                      「蓼食う虫も好きずき」と言う場合の蓼は柳蓼のこという。

蓼の種類はかなりあるが、辛い味がするのは柳蓼や犬蓼など僅かであり、ほかの蓼は咬んでみたのは少ないがほとんどない、、、たぶん、、と思う。

しかし、花となると柳蓼のばあい、桜蓼やミゾソバなどのような華やかさは無く、一房に垂れ下がっている中で二つ三つ咲いていれば良いほうでその花も地味で、写真にはしにくい。

しかし、良く見るとしっとりとした雰囲気があり、この柄を入れた着物はかなり大人と言った感じの人でないと似合わないと見受けたがどうだろう。

名前の由来は、葉の形が細く柳を思わせる所からと言う。

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ロビンフットがイギリスのシャーウッドの森に潜んで、大金持ちや役人から金銀財宝を取り上げ、庶民に配る物語を痛快なことだと夢膨らませながら読んだことがあり、当時流行ったターザンの映画も相からまって、山の大木に小屋を造ったりしたことがある。

この物語は実際あった事でなく、14世紀から吟遊詩人などが語り伝えているうちにいろいろと膨らんで16世紀になって一つの物語になったといわれている。もちろん、素材らしきものはあったに違いないが、、、、。

普段威張っている大金持ち、商人、官僚に虐げられてきた庶民のささやかな希望でもあり、溜飲を下げる話で、世界各国にこれに似た話は数多くある。

中国の水滸伝、フランスのアルセーヌルパン、日本では鼠小僧次郎吉など、これらの主人公を実在した、しないを別にして義賊と呼んで囃し立て待望した。

ところが、先日ポルトガルで”ロビンフット税”なるものを国会が可決したそうだ。内容は石油価格の暴騰で大儲けした企業の税金を上げようというものだった。また、七月の段階でイタリアでも同様に企業所得税を27,5%から33%に引き上げようと検討していた(その後どうなったか知らないが)。

スウェーデンの同名の税法は、自治体によって格差のある税収を均して行こうという制度だと言うが、住む土地によって保険料が違うなどサービスが偏らないようにということらしい。

日本でも本社機能がある東京に税金が集中し地方財政がいびつになっているが、そういうのを少なくしようとする制度と見てよいかもしれない。

しかし、この制度はお上がするだけに、いわゆる水戸黄門的で庶民の溜飲と言う所にまでは行かない。

ここ何年か史上最高の収益を上げた日本の大企業を大事にした挙句、今度の金融恐慌ではアメリカの銀行に何千億という資本注入できるまでの育った日本の銀行からなんの見返りを取ろうとしなかった政府。

愛しのロビンフットは遠い日本にはなかなか来れないようだ。

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今日の花。蓼の仲間。

左、犬蓼、通称”あかまんま”として子どもの玩具になった。良く見る大犬蓼との違いは、花が直立して垂れ下がらないところ。 右、矢の根草。つる性の蓼で地面を這いまわる。葉の形が矢のように見えることからという。

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コメント

慶さん

久し振りでした。先ほどあなたのブログを見せてもらいましたが、復活していたんですね。また、お互いにコメントしあいましょう。

蓼の仲間はかなりあり、今どき咲くのが一番多いようです。その中で柳蓼が一番地味な花のようです。
ただ人間に利用されるのは、これとイタドリくらいでしょうか。

投稿: オラケタル | 2008年10月23日 (木) 21時50分

ご無沙汰しました。
娘も自宅に帰り少し余裕が持てるようになり、カメラを持って出かける余裕も出てきました。
蓼は慶も好きな花ですが、ヤナギタデのことは知りませんでた。小さな小さな花がぽちっと咲いているのを見つけると、なにやらにんまりしてしまいます。なかなかうまく写せない花ですね~。いつもピンボケになってしまいます。たまにうまくうつるとうれしいです。
ヤナギタデは風情がありますね。慶も探してみます。

投稿: | 2008年10月23日 (木) 09時16分

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