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2008年10月20日 (月)

きのこ食べたし命は惜しし

                                                Img_0093                      杉平茸

生まれ育ったところが飛騨の山奥とだったため当地では”コケ”と言った茸は、親が採ってきた物を味噌汁の具にしたり、焼いたりして味を覚え、その姿を見て小学生の頃から自分でも採ってきたものだった。

ところが、静岡に来てからは、山の様子が随分と違う。飛騨の山は、落葉樹が多くて舞茸からモタセという小さな茸まで数多くあったが、静岡では杉や桧の植林と蜜柑など照葉樹林で昼なを暗い山ばかり、知っている茸も少なかった。

その中で、杉平茸(スギヒラタケ)だけが唯一と言って言いぐらいの食用茸だったが、それも四~五年まえに東北のほうで死者まで出す中毒が起きてから、食べられなくなった。

昔から安全と言われていたのに、この変化はどうしたことだろう。突然変異?。まだはっきりしたことが分かっていないようだが、これが原因でないかといわれると手が出にくい。

,月夜茸

Photo そして、今年も月夜茸で中毒が出たとの記事があった。この茸は一見美味そうに見えるし、自分らはモクダイ(木大?)という名で憶えているヒラタケと良く似ているので知らなかったり、間違えて口にするようだ。

先日登った八紘嶺でも小さなものを残して掻きとった後があったがどうしたのか少し気になっている。

月夜茸は名前のとおり夜光るそうだが、この時期夜の山に行ったことが無いし、わざわざ採ってきて見たことが無いので知らない。

Img_0144左、八紘嶺の山道に落ちていた月夜茸)自分なりの見分け方としては、出てくる時期が違う。今どきはほとんど月夜茸と見て間違いないだろう。平茸はもっと寒くなり雪の降るころに出る。そして、木についた部分が絞れて短いながらも茎があれば月夜茸と思っている。

茸は、土地により名前が違うし、同じ茸でも食べる土地と食べられないとする土地もあって分からないことだらけだが、、、、、

全国的に認知されていた杉平茸の味がこれから味わえないのかと思うと、、、、そのうち、「河豚は食い足し命は惜しし」と言われる河豚でも調理の仕方で食べられるように、この茸も食べ方が分かるかも知れない。

まあ、何時のこと分からないが、命を賭けてまで食べるものでもないか。

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静岡で見た食べられる茸。

左上、鼠茸、先っぽが鼠の足のようなところから、大きいものはサッカーボールくらいにもなる。右、栗茸、味噌汁の具に最適、肉質が締まっていて美味い、似た茸にニガクリタケがあり有毒とのこと。

Photo_2 Img_0182_2

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下左、楢茸、私たちはサワモタセと呼んでいたが、味噌汁の具にはクリタケ同様味も良く最高だった。 下右、アカゴケといい、もろくて壊れやすいので漬物にして食べた。飛騨の”しな漬け”には欠かせない茸だった。本名は毒紅茸という怖ろしい名前だがそのままでは辛味が強いためだろうか。

Photo Img_0155

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