風船唐綿は今日の誕生花
”風船唐綿”が道端でポンポンな実を付けている。棘だらけだが触っても痛くないので指で挟んでみると空気の抜けるところが無いらしく、はじき返してくるので、さらに摘まむ力を入れるとポンッと音を立ててはじけ、中身は細い繊維だけが見えた。 まだ、熟していないようだ。
さらに、上のほうでは乳白色で毛の生えたガクと僅かに桃色がかったはなびらが艶かしい雰囲気を出していて、ガガイモの仲間だというのはなんとなく分かる。
今頃花をつけて、これから寒くなる前に種が出来るのだろうか。そして、誰が決めたか知らないが、この花は今日の誕生花だとあった。
花言葉は「かくされた能力」だって、今日生まれた人はまだ能力を出し切っていないと言うことか、いまに「出せ!出せっ」って攻められるに違いないだろう。
そして、実のほうには別の言葉があり「いっぱいの夢」だというが、今日の自分の行動は夢を潰してしまったことになるのか。それにしても、こんな言葉を考え付くのはどんな人だったのかな。
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今日は白秋忌。熊本県生まれのこの詩人は全国各地を廻ったが何処に行っても好かれたらしくあちこちに記念館があるようだ。先日行った沼津千本原でも暮らし、松原伐採に反対したことで有名で、瀟洒な記念館が建てられている。
この人が、昭和十七年の今日死去したと言う。そして、さきほどの報道によると歌手フランク永井も肺炎で亡くなったという。
この人も、不慮の事故以来二十数年前に表舞台から去った人だが、低音の魅力で我々を若い時代を楽しませてくれた人だった。 合掌
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今日の花。
左、実蔓も色づいてき始めた。右、集団で実を付ける臭木も一個だけ取り出してみれば猿ボボのようでかわいらしい。何れも麻機近辺の山で
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