ちょっと近くまで来たもんで、、
「ちょっと近くまで来たもんで寄らしてもらいました」とばかりに庭先に浅葱斑(アサギマダラ)が入ってきた。
羽の模様の感じから若い雄と見た、、、付根の白い部分が青みがかっているのが名前の由来だという。
ようやく咲き出した菊の蜜を吸ったり、山茶花に掴まったりでそんなに気ぜわしい様子でもなく、ゆったりとあちこちを見てから空高く舞い上がっていった。
今夏は、蓼科山で沢山見たこの蝶も、これから沖縄のほうに向けて山を下り、海を渡って行くそうで別名を”旅する蝶”とも言われている。
これからの長旅、無事に目的地に着くことを祈る。
世界的にはもっと移動する蝶もいるが、日本では、台風などで流されて飛来する以外では一番長距離を飛ぶ蝶である。
もちろん、一頭の蝶がするわけではなく、ひと夏に何回か代替わりをして戻るのだが、どんなことが条件で沖縄に行きたかったり、逆に本州のほうまで行く気になる本能と言うか 遺伝子というか知らないが不思議なものである。
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今日は、朝から農家の手伝い。酪農家が稲藁を取りに来るとのことなので、午前中は纏めてしばる作業を、午後は機械で耕す作業となれない仕事で、手首が痛くなる。
これも普段使わない部分の筋肉が弛んでいる為だが、どれだけと言うノルマも無く、好き放題に仕事をさせてくれるので心地よい疲れとなり、風呂に入ると老人の慣用句「極楽 極楽!」が思わず口について出てくる。
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今日の花。
左、じゃが芋の花、今どきこの花が咲くのは雪国では考えられない花だが、、、、右、ラッキョウ、濃い紫が雑草まみれの中でも映える。
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