花餅は正月飾り
昨日の午後に引き続いて朝から蓮根掘り。正月をひかえて注文が多いので手伝っている。
蓮根掘りも今回で四度目、となれば幾分自信が着いて来たが、それがかえって悪く、慎重さが薄れ失敗作も出てくる。どんな仕事でも少し馴れたときが危ないの見本だ。
午後になって餅つき。といっても昔ながらの臼と杵でなく電動の餅つき機でやるのだが、頼まれ物を含めて伸し餅が四升、豆餅が一升、お鏡と孫たちが食べるためにと一升を作るとなるとかなり時間がかかる。
孫たちは夕食を兼ねてくるというので、その時間の餅で半分は四軒分の小さなお鏡を取り、残りから”花餅”とそのまま食べるものに分ける。
孫たちは食事前に熱い餅を木の枝に巻き付ける。飛騨の正月飾りの風習だ、と説明したことから始まったのだが、これで五回目くらいになるか。前のように付きっ切りで世話をしなくても良い年頃になったが、今度はいつ面倒くさいなんて言い出すのだろうか。
短冊などの飾りは残して一応の完成を見たあと食事に入るが、餅の冷えぬ間にと、お鏡を作りながら叱咤激励、眼の廻るようなひとときだった。
飛騨にいたころの花餅と言えば、欅か楓の切り株から細い枝を何本も釣竿のようにつけた株を使ったもので、秋口から探すのが子どもの仕事だった。しかし、此方ではそんな都合の良いものがないので、柳で代用している。
残った約四合の餅は、大根おろしを付けながら食べるとたちまちなくなり、小学4年の孫まで、うどんをどんぶりで食べ、重い腹と大きいほうの花餅を持って意気揚々と引き上げて行ったのは九時近くなってからのことだった。
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コメント
慶さん
昨年でしたか、伊那のほうでも年越しの魚はブリだって聞いたような気がしますが、花餅の風習はどうでした。
この花餅を、小正月に降ろして枝からはずし、フライパンで炒って熱くなった所で砂糖をまぶして食べるのですが、豆撒きの豆を炒るのとあわせて父親の仕事でした。
年中行事の中でむかしは決まりごとがたくさんあったのですが、、、、、ねぇ
今では面倒くさいがはばをきかせ、なんにもすることがなく、粗大塵化してしまいました。
(キリスト行事はせっせとするのにね)
投稿: オラケタル | 2008年12月29日 (月) 17時41分
花餅ですか。いいですね。今もうこういう風習って引き継いでいくのはとても難しいですから。お餅つきもとても懐かしいです。味も思い出してよだれです…。こういう事っていくつになっても覚えているものですから、お孫さんもずっと心の中に残っていると思いますよ。
そうそう、メジロがとてもかわいい姿ですね。目がやっぱりくりっとかわいいですね。色もいいですね。みかんのオレンジ色とメジロがとっても印象的です。
投稿: 慶 | 2008年12月29日 (月) 13時52分