微妙な距離
今日は久し振りに鯨ヶ池まで足を伸ばしてみた。片道約一時間半、さすがにかなり遠くまで来たという感じがし、帰りが気になってきた。
鯨ヶ池は周囲2kmという小さな池で三方を山に囲まれている。周囲に流れ込む大きな谷も無く、湧水が水源で安倍川の伏流水と言うが、安倍川よりかなり水位も高く、もしそうならどんな地下水脈なのか知りたいような気がする。
この池は、以前から釣りのメッカで、浮き桟橋の釣り場が三ヶ所から伸び、いつも釣り人が竿を並べていて、休みの日にはかなりの人出になる。
池の深さは、2m前後とかなり深いらしく、鷺の仲間では池の中に立つことが出来ない、そのためもあって、魚を食べたい鷺は釣り人に寄り添って、獲物の分け前を、、、とねらっている、
また、常日頃用心深く人を寄せ付けない鷺が、これほど人のそばに近づくのは、人を選ぶ能力があるのか、、、といって完全に気を赦しているわけでもなくその微妙な間隔を保っているのが見てて面白かった。
対岸では、近く完成する第2東名の巨大な高架橋を写しこんで、小泉内閣の時に問題になった第二東名工事や道路公団の汚職など風化し、なんだか遠い昔の話のような趣がある。
おりしも、国会は景気対策を道路工事を含む公共工事で起こそう。と、巨額な予算をつぎ込む案も出し、落ちた支持率を回復しようとしている。
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コメント
そんなところにも住んでいたことがありましたか。
これから、安倍川筋のあの辺りが一番変わってくるようです。
投稿: オラケタル | 2008年12月 3日 (水) 22時19分
浅間山の尾根歩きをして、鯨が池に下りて来たり、鯨が池から竜爪に登ったり、、、、
井の宮に住んでたことがあるので,良く行きました。
投稿: ナベショー | 2008年12月 2日 (火) 22時53分