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2008年12月10日 (水)

哀れなるかな紫式部

Img_0069 昨夜来の雨も上がって陽が差しかけてから出かけてみたが、日の光が路面に反射して眩しく、眼が疲れる。丁度春先の強い光が雪に反射して”雪眼”になるときの状況と一緒のような感じがした。

そんな中、ムラサキシキブの実を見かけた。先日の氷点下を経験したせいか、葉もすっかり落ちた枝にしがみ付いているような丸い小さな実は、少し萎びて哀れを誘うものがある。

この木の名前は、かの有名な女流小説家から名前を取ったものとばかり思っていたが、ムラサキシキミからという説もあるそうだ。

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ところで、彼女が書いた”源氏物語”女性の間ではかなり人気があるらしく、田辺聖子さんや瀬戸内寂聴さんをはじめ数多くの人がいろいろな解釈の仕方で物にしているが、私はあまり好きではない。

それと言うのも、当時世相は乱れ下々のものが食うや食わずの生活をしているのに、ここに出てくる人々は恋にうつつを抜かして、自堕落に暮らしている物語だからである。

時代は、もう少し後の情景だろうが、芥川龍之介の”羅生門”が庶民の生活をいみじくもかいているような気がする。

リストラされた下人が、死体の捨て場になっている羅生門で降り込められ一夜を明かす物語だが、まったくの想像だけではないと思うのは法然上人の書いたものなどから窺がえるからである。

今日も遅くなって眠くなり、中途半端ながら。。。、、

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