わさびの花 一輪
山葵の花を求めて有東木まで登ってみたがまだ早いようだった。春はまだここまで来ていないと下ってきたところでようやく一輪、萌黄色した若葉の間から花を咲かせていた。
わさびの花。アブラナ科と言われるだけあって、四枚の真っ白い花びらは可愛らしいと言った感じそのままを表している。
花言葉は、目覚め、うれし涙などとあるが、花ではなく根をすりおろして食べたときの感想ではないだろうか、わさびの花や葉も刻んだ後、熱湯をかけてさませば辛味がでてきて美味いものだが、、、、、
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今日は、雨も小止みになった十時過ぎ退屈しのぎに安倍川上流の梅が島温泉に向かった。少し走らせると、前方上空が晴れ上がり青空が清清しく見える。
この調子だと、向うは晴れているかなと思っていたが、行けばいくほど青空は遠のき小さくなり、着いたときには青空は陰も形も見えなくなっていた。(青空に陰も形もという言い方はないか)
ひとっころのガソリン高も収まって自動車も安心して動かせるようになったが、今度は先行きの不安もあって泊まりの旅行はなんとなく行きづらい。そんな影響もあってか駐車場は土曜日というのに客足が鈍い感じで、風呂や休憩場所は空き空き状態。
三時間券を買って入ったが、一度長湯をした後時間をもてあまし、しばらく食べに行っていない有東木の蕎麦を食べようということで帰ることにした。
この地区の主婦の店「うつろぎ」はいままで毎月ごとくらいにきていたが、ここ3ヶ月ほどはご無沙汰していた。店のテーブルの上にはフキノトウの若々しい蕾がプラスチックのケースにはいっていた。「作り物?」って聞いたら、「山葵田の脇に出ていた物だよ」って返事。「花は?」「まだまだ先、若芽が出かけたところだから」ということであきらめ、いつものように”天もり蕎麦”を注文し、食べて帰る途中の花だっただけに嬉しかった。
きっと手ぶらで帰るのを可哀そうと思った神様が、お情けに咲かせてくれたのだろうか。
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今日のテレビで言っていたが、人事院総裁が不満だと言う理由で政府の会議に出席せず、新しく作ろうとしている人事局の会合が開けなかったと言う。政府の権威も地に落ちたものだと思う。
麻生首相は、前から役人を使いこなすと言っていたが、これがまったくの嘘になるのではないだろうか。(サビ抜きの寿司みたいに食べてみたら格好は同じだが、味も素っ気もない)
こんな役人は直ちに首を挿げ替えても会議を遂行すると言う方法が出来なかったということは、今後役人に反対されれば何にも出来ないことになり、ますますの官僚国家になってしまう。(人事院総裁は弾劾裁判でないと首のすげ替えは出来ないそうだが)
国会で、官僚の作った作文を棒読みしたとしてからかわれていたが、こんなに舐められてはぐうの音もでないはずである。
おりから、ダボス会議では1兆5千億円ほどの支援をするといったそうだが、これもどこから持ってくるのだろうか。これも官僚の作文を棒読みしてばかりしていると「おれ、何時そんなこと言ったっけ?」になってしまいかねないよ。
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