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2009年1月15日 (木)

初登りは三ッ峠開運山(1,785m)

Img_0011 今日三度目の日の出は、本栖湖の上の峠。一番最初は蒲原の道路で伊豆半島の上から出たもの、二度目は朝霧高原の脇道で富士山の肩から上がるところ、そして三度目は山頂からという具合に。

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Img_0046 「今日の富士山は愛想がないですな」と天下茶屋の主人は言う。おや、それは一時間少し前に言った自分のことばと一緒だと思った。  ここしばらくの良い天気が続き、「空に雲も無く、樹氷や新雪も無い。ただ、大きな富士山があります」と言った感じのせい。

三ッ峠から少し下ったところで会った元気な小母さんとその連れ合いが「今日はいい天気で良かったですね」と挨拶の後に言った言葉に対して、自分の返した返事が「絵葉書みたいで面白みが無いですよ」と言ってすれ違ってきたからだ。

河口湖の北側に聳える三ッ峠山は開運山(1,785m)と、木無山、御巣鷹山と合わせて三つのピークがあるところから付けられているようだが、いっそのこと三峰山と名前を改定したほうがよさそうだ。

それは、さておき、今年の初登りは縁起も入れて開運山にしようと決めた。河口湖の上にある「天下茶屋まで行けます」という看板に従って、一年半ぶりにこの道を走る。所々圧雪が残っている中、登山口との分岐に入ってすぐにゲートが閉じられているため、その前の広場にに駐車する。先着は一台あるが様子から見て前の日以前から停まっている様子。

時間は九時になったが、気温はマイナス六度。風は無いが谷の音が寒さを強調するように鳴り響く。支度して歩き出すと、気温が低いため雪がさらさらとして、足で踏んでも固まらない状態である。

ここからの登り道は、上の小屋の物資を運ぶためナンバーの無いジープが行き交いしているため道は広く踏んであり歩きやすいが、谷の方向が西に向いているので、山頂まで南アルプスの白い山なみは木の隙間越しに見えるものの、富士山は常に隠されて見ることができない。

そして、三っ峠小屋のあるところまで来ると急に視界が開け、富士山が正面に出てくるという 絶妙な舞台装置を持っている。

ここまで、一時間十分くらい、ここでゆっくり休んで指先を温めることにした。気温はマイナス十五度になっており、指先が痛くなって曲がりにくい感じになってきたため、上着のファスナーを下げて指を腋の下に挟みこんだまま富士山を眺める。

雲は、神奈川方面に低くかかっているものの、典型的な絵葉書、そのものの状況である。

ようやく、指先が温まってきた所で山頂に向かうが、風が強くヤッケを通して冷気が凍み通ってきて汗ばんだ肌着が冷たくなってくる。耐寒温度はさらに5度くらい低く感じ、指先が又痺れてくる。

Img_0022 山頂での景色は、先ほど見たものと基本的に変わるものでないだけに早々に風下側から下ることで一息ついたが、アンテナだらけの御巣鷹山には行く気がなくなり”帰心矢の如し”早々に下ることにした。

Img_0052 お昼は、天下茶屋で取る、他のお客は一切なし。おかげで主人と雑談する機会あり、、、何が幸いだか。

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コメント

慶さんへ

どういたしまして。
いつも見ているせいか、其処でしか見られない富士山を見たいじゃないですか。
たとえば、新雪をかぶった木を前面に置くとか、変わった雲がかかっているとか、先日見た落雷をしている富士とか、、、
ただ、遭難が怖くて(新聞種になるのが、、)荒れた日には行かないことにしていますので、難しいのです。

投稿: オラケタル | 2009年1月16日 (金) 14時54分

いや~、すばらしい富士ですね~。絵葉書のような景色ってなかなか実際には見れないですから。それに、この景色が見れても、写真にはなかなかその景色が伝わるようには写せないし第一ここまで登ることもなかなかできないですから、貴重な写真だと思います。おかげで慶も拝ませていただきました。ありがとうございます(^O^)

投稿: | 2009年1月16日 (金) 09時31分

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