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2009年1月 9日 (金)

”朝令暮改”は二千年前

Img_0054 終日雨模様の一日となった。静岡でも標高の高い所は雪になったようだが、此方では冷たいがみぞれにもならなかった。

さて、春の木と書いて椿と読ませるほど、椿は春を象徴する花の一つである。特に雪をかぶって咲く赤い藪椿にはなんともいえぬ風情を感じるのは、若いころまで雪国に育った者のせいであろうか。

この椿、江戸時代に寺や武家屋敷の広い庭に植えられ品種改良(?)をされたお陰でさまざまな色形を持つものがある。

よく、武家では椿の花が萼からポロリと落ちるのを首が落ちるに引っ掛けて嫌ったと言うが、これは、明治以降に作られた話で、実際は「首が落ちるのが怖くて侍稼業がやってらるかい」と言ったぐらいの気概を持っていたようで、広い庭が無ければなかなか椿の栽培は難しいことぐらい分かる。

写真の椿も品種改良の果てにあるのか、直径10センチを越す大輪で一本の木に数え切れない花と蕾を付けているが、いざ写真にしようと花を探すと傷など欠点の無いの花は見当たらない。

藪椿など原種に近いほど、花も丈夫なのだろうか。

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「朝令暮改」という言葉がある。出典はいまから二千年以上前の漢書にあるという。

漢字ばかりの難しい原典は、とても読みきれないので日本語に訳した物を見ると、漢の武帝の時、側近の知恵袋といわれた人が書いたもので

「農民たちの生活が苦しい所に持ってきて天災が多発している。さらに、法律がコロコロと変わり、朝決めたものが夕方には変わっているという有様である」とつづき、「役人や商人が思いのまま搾取するのを制限しなければ、農民は逃げ散り、、、」とある。

この問題は、いまだに解決する兆しは無い。人間の業というものだろうか。

朝令暮改で今日も国会の論議は前進しない。

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コメント

星さん

メジロの餌を探す能力はたいしたものです。
家でも蜜柑を二つ割りにしておいていますが、目ざとく来ますね。
”朝三暮四”も書いてみようと思っていました。バカなサルに朝三つの餌、暮に四つやると言ったら怒ったので、朝四つ暮三つといったら喜んだと言うもの。
消費税を上げるために12,000円くれる代わりに三年後上げさせてくれというの一緒だとしたら、猿並みにしか見ていないことになるのだけど、、、

投稿: オラケタル | 2009年1月10日 (土) 17時22分

ツバキの開花前になるとメジロがやってきて、まだかまだかと突っついています その痕が茶色になるようです。メジロにはミカンと渋抜きした熟柿をやってるのに箸やすめでしょうか。 満月蠟梅も味見にきます。動物性蛋白質は槇の木の枝に頭を入れて盛んに何かをとっているようです。ツバキの花の傷は認めてやっています。

追記、”朝令暮改”と同時に”朝三暮四”というのもありますね。

投稿: 星 | 2009年1月10日 (土) 09時14分

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