侘助は
今日も底冷えはするものの風もないため、うららかな日に近い上天気であった。
朝一番の歯医者の帰り、根元に「侘び助」と書いた木札を立てた花が咲いていた。侘び助は椿の仲間なのだが詳しいことは分からない。
椿同様品種改良が長年にわたって重ねられてきただけに、この花も種類が多い。
この花、なんと言う名の侘び助か、、、、。
外国からと言っても古い昔だから、中国や朝鮮辺りから持ち込まれたとか、藪椿と椿の交配種だとか、、、出自もはっきりしないし、名前も”侘助”という人の名前からだとか、茶室の花に用いれられた事から”わびさび”の”わび”から取られたとか、素人には分かりにくい花である。
花言葉は、椿と一緒で「常にあなたを愛します」となると、正直重たくてやりきれないなぁ、という感じを持つ。(それで、ある日ポタッと首が落ちるのかな)
いまの人はいざ知らず、我々の年では「そこはそれ、、、、言わなくても分かるだろ。」って言う程度の愛情表現が好ましいのだが、、、。
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デイサービスに勤めている人の話。連れてこられたお年寄りを風呂に入れるのだが、30分以上湯船に浸かっていても温かくならないといって、風呂から出たがらない人がいるという。
身体を拭くときは温かくなっているのだが、本人はそう思っていないようだとのこと。
そう言われて、自分の場合はというと、そんなに長くは入っていられないが、最近汗が出るほど風呂にいた経験がないことに気がついた。
温泉などでも、上がってから汗をかくこともあるが、湯の中で額に汗がでてきたのをここしばらく無いような気がする。これって老化現象なのだろうな。
つい先年、保育園に行っていた孫と一緒に入った風呂で「ひとつ、ふたつ、みっつ、、、、、とおう、もういい」とおおっきい声で叫ぶ顔からは玉のような汗が吹き出ていたのを思い出した。
年をとるって事は、、、、汗もかけなくなってくるのようだ。
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