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2009年2月25日 (水)

レッドカーペット?

Img_0043 ここ二日間激しく降った雨と風で緋寒桜も十日ほどの花の役目を終えたように散り始めている。

色が濃いだけに、木の下は毛氈を広げたように赤く染まり、シートの上に雛人形を置けば風流な野外ひな壇に変わりそう。そして、今様に言えば”レッドカーペット”とでもいうのだろうか、、、、。

この場所、後の生垣が山茶花だったのが惜しかった。欲を言って椿だったら、点々と赤い斑点が見えただろうにと思う、、、。しかし、人の土地だものな~

午後になって、薄日も差していたのを見計らっての散歩。木の下から仰げばポツリポツリと落ちてくる。原因はメジロがいくつもこの木に群がって、蜜吸いの合間に花びらを振り動かして、額から離れそうな花びらに刺激を与えているためらしい。

山桜や染井吉野とちがって、花びらがはらはらという情緒がなく、椿のように花が一つになって落ちてくるため、あまり散らばらないでいる。

気温も最低で8℃、散歩の時には16℃にもなっており、いつもの服装では下着が汗で濡れてくるのが分かる。また季節が一つ進んだと言う感じする。

.すぐ近くの空き地には露を蓄えた菜の花やムスカリがこれまた水玉の芸術を披露している。

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自分の上半身を包むカバーや椅子の下に髪の毛が降り積もるのを見ている。先ほど見た桜の花と違うのは、前にもまして白いものが増えて灰色になった髪の毛。「おれも年をとったなあ」と感慨に浸る。

床屋の親父は何の屈託もない様子で髪の毛の多さを口にする。隣でその息子があたっている人も薄くないので気兼ねなく話せるのだろう。

頭を洗ってもらっているうちは口を利くことがが出来ないので聞くともなしに隣の会話を聞いていたら、いま静岡県は「西高東低」だという。

冬型気圧で良く聞く言葉だが、そうではなく失業率の高さだと言う。浜松を中心とする西部ではホンダ、ヤマハ、スズキなど自動車関連を中心に輸出関連の企業が多く、いまの不況をもろに受けて大変な状況だそうで、それに比べて東部は、幾分被害が少ないそうで、リストラ話は聞かないそうだ。

やっとこの間まで我が世の春を謳歌し、空前の売上高、利益を誇っていた会社。内部留保もたんとあったはずなのに、こんなに脆かったのだろうか、ひょっとして便乗しているのではないかと勘ぐっている。

とび職をやっていると言うその御仁、先日まで一人工二万円が相場だったのに、最近の新聞では八千円からと大幅にさがってしまった、、、、、あとはお定まりの政治談議へ、、、、、「どうも、お疲れさん」と肩をポンッと叩かれるまで延々と続く。

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