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2009年2月 1日 (日)

菜の花が笑っている

Img_0012 雨上がりの空は何時にもましてスカッと透明感がただよい、富士山の稜線も線で仕切ったように青空の中に浮かび上がらせている。

気温も散歩に出かける時間には十四度となり、歩き出してすぐに上着を一枚脱いで、半そでの下着と長袖一枚となる。しかし、それでも汗が出てきたので腕まくり。

すれ違った人も「いい陽気ですね」といいながら上着を脱いでいた。

今日二月一日はまだ寒の内。そして、旧暦の七日正月。昔言葉では如月、「着物の上にさらに着る」という時季なのに、、、。

土手に咲く、からし菜の花も明るい日の光を受けて笑っているかのように黄色く光を跳ね返している。その脇で霜に打たれたのか干からびて俯いている花穂を見ると少しの差が運命を決めているようだが、どっこい諦めず再生することだろう。

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子どものころの雪国では機械力もなく雪またじ(雪の始末をすること)はもっぱら人力だったが、丁度今頃は雪またじをする場所もなくなって、雪に埋もれた生活を送っているころだった。そして、吹きつのる猛烈な寒波と吹雪で学校に来るのが難しい状況になったと判断されると学校が休みになった。

合図は、朝七時ころ電灯を二~三回短く点滅させる方法で伝えたのだが、吹雪の朝はこの合図が出るのを今か今かと待っていた記憶があり、合図を確認すると「よしっ」と(ガッツポーズとは当時言わなかったが)喜んだものだった。

この休みは、夏休みを他の学校より短くして確保したものだけに、三学期も終いになるとあまり激しく無くても休みになり、そんなときは和かんじきをつけて雪の山に出かけて兎取りの罠を仕掛け、遊びに加えて肉を獲ると言う1石二鳥の楽しみがあったことを、いま懐かしんでいる。

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