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2009年3月18日 (水)

お天道様に申し訳ない

Img_0051 久し振りにワラビやゼンマイなどの山採りを兼ねて日帰り温泉に行ってみようということになり、島田を越えて牧の原に向かうことにした。

途中、どうせ行くなら先日つるぼさんから聞いた小夜の中山公園の近くに春竜胆がが咲く場所を確かめようと、国一バイパス菊川インターまで行きそこから旧東海道の急坂を登っていった。

この道は、仕事で谷沿いの道はこれまで数え切れないほど走っていたので、入り口だけは知っていたが、登るのは今回が初めてである。

意外と急な坂は、その昔、鈴鹿峠、箱根山と並び称されたという地元の言い伝えが残っており、安藤広重の東海道五十三次”日坂の絵”でもその急峻さがわかる。

ただ、すぐ傍に現在の国道一号が通っており、此方のほうが山も低いようなので整備すれば通りやすかったような気がするのだが、どうしてなのかという疑問が残る。

Img_0027 急坂を登りきってすぐに夜泣き石(写真左)で有名な久延寺という古刹があり、案内板によると関が原の戦いの少し前、山之内一豊が家康を接待した寺として知られているそうだ。現在は本堂を修理中とかでブルーシートが被さり、そばで大工が木を刻んでいる所だった。

そこから少し歩いて小夜の中山公園に上ってみたが、上り口に早咲きの桜が一本満開だったものの、公園内の春はまだという感じで蕾は固く、丁度掛川市水道課の職員らしき人たちが来ていたので聞いてみたが、春竜胆が咲くという墓地の位置さえ分からないと言う。

公園内は宝鏡印塔らしきものが幾つかあり、土饅頭のような盛り土の上に立てられているものの始めてところで予備知識もなし、かろうじて夜泣き石と西行法師の歌「年たけて また越ゆべしと思いきや 命なりけり さやの中山」という句しか知らない状態なので、後日予備知識をいれて歩いてみることにし、今回は蕨採りに専念すべく牧の原台地に登っていく。

Img_0056 山菜採りは気持ちよい。特に今日みたいに暖かい日には太陽の光をさんさんと浴び、遠く近くで鶯の声、シジュウカラの声、そして、東海道本線を走る電車の汽笛とゴトンゴトンとレールを鳴らす音が随分と遠くなのに聞え、のどかな気分になり眠気が出てくる。

山の木が大きくなるにつれて、ワラビゼンマイは日がささなくなると消え去る運命にある。いままであった場所から撤退し、新規の場所を探さなければならないが、最近は木の伐採が少なく荒れ山が多くなった、文字通り足の踏み場もない山には何にもない。

いきおい、チエンソーなどの音を頼りに山で下枝を切っている人に生えていそうなところ尋ねる度胸もこの年なら出来てきた。それでも、レジ袋一杯がやっと。(それでも、お裾分けしたあと、味噌汁や煮しめに出来る分量はあった)

山を下り、日帰り温泉の「子育ての湯」に入り汗を流せば、青い空の下太陽がまぶしい。こんな天気の良いに露天風呂に浸かっていると、なんだか悪いことをしているようでおもわず「お天道様に申し訳ない」という気持ちになってしまうから不思議だ。

折角の風呂なのに早々にして風呂から上がってしまった。

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コメント

つるぼさん
たびたび有難うございます。
初めての場所だけに行って見ただけで幸いでした。
旧東海道は、金谷の石畳ばかりが有名で、こちら側は私なりに知りませんでした。
またなにかの機会に、歩いてみたいものです。

投稿: オラケタル | 2009年3月20日 (金) 07時24分

ハルリンドウ説明不足ですいませんでした。久延寺の前の細い農道を入って墓地に出ます。その所の墓地内にあります。金谷のカタクリが咲く頃が見頃です。尚休日の日は扇屋で聞くと良いと思います。

投稿: つるぼ | 2009年3月20日 (金) 07時05分

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